A DAY IN THE NEXT LIFE

デジカメを中心とした機器の話。

final store に行ってきた

2023-02-05 | Weblog
final storeに行って来ました。目的はZE2000とZE3000の比較試聴の為です。

場所は川崎駅から徒歩5分ぐらいの所で大通りから入った静かな所です。

ストアはビルの5階で中々趣のある雰囲気で、ファイナルの方も含めて7人ぐらいいました。

店内(?)をぐるっと一周するとファイナルの方から簡単な説明があり、試聴目的での来店を告げるとイヤホンを用意して頂けました。

用意して貰ったのはZE2000,ZE3000,ZE8000の3機種です。

先ずZE2000から聴きました。

私はTWSに関しては一昨年やっとアンカーの安いイヤホンを導入したばかりで(LIFE NC)それなりに満足していたのですがオーディオの虫が騒ぎ出し手頃な値段のZE2000などに興味を持ったのです。

去年末にサウンドピーツの新製品を買ったのですが、一聴するといい感じなのですがよく聞くと中高域で抜けが悪い帯域があり手放しました。

それは兎も角、ZE2000ですが一聴で安いイヤホンとは違うことがわかりました。次にZE3000を聞くと2000に比べて大人しい感じ。

要約するとどちらの機種もいい音ですが、ZE2000は低音と高音が前に出て余韻少な目。ZE3000は中低音を軸にパースペクティブがよく出る感じです。

ZE2000はどちらかといえばロックやポピュラー向けでZE3000はアコースティック楽器を使った楽曲に向いていると思いました。自分もロックやポピュラーも聞きますが、

どちらかといえば最近はジャズやクラシックなどがしっくりくるのでZE3000が好みでした。

で、ZE3000を買おうかな、と思ったのですが勉強がてら3万円台のイヤホンはどのような音がするの?という興味でZE8000を聞いてみました。(以前個人ではSTAXのイヤー

スピーカーも使っていましたが5年以上前の話ですし、フォーマルなオーディオとカジュアルなオーディオの違いもあるので・・・)

これがびっくり!ZE2000/3000は基本同じ機種なのでソースによっては違いがあまりない時もあったのですが、ZE8000は一聴した瞬間に音が違うのがわかりました。

歪の少ない豊かな低音域に精細な高音域が乗っており、音と音の間が読める音質です。技術的にはやっていることはおおよそ見当がつくのですが、これだけ小さな機械の中に

この技術を押し込めるとは時代は変わったなぁ、と思いました。視聴後、同伴者と雑談をしているとファイナルの方が声をかけてこられたので、

いい音ですねぇ、と回答したところ嬉しそうでした。また何十年も昔ですがデジタルオーディオの仕事をしていたのでぽろっと技術用語が出てしまったのですが、

スタッフの方もすかさず「業界の方ですか?」と問われ、「業界の人にも好評いただいています」と述べられていました。

ソニーやアップルの同価格帯の製品は視聴していないのですが、視聴するのも面倒だし第一ZE8000の音質にえらく感銘を受けたので当初の方針を変更し8000を買うことにしました。

まぁ、イヤホンを使う場面が私の場合、電車か航空機がメインなのでZE3000に一抹の不安を覚えたのも事実ですし、確かにZE3000も音はいいのですが、ZE8000の作りこまれた音は捨てがたいので。

画像はGR3にてファイナルの社屋。与太話ですがGR3もロングラン製品ですが私が購入した時より3万近く値上がりしてびっくりです。ファイナルの製品もそうならないか、早めに買っておこうと思います。
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