私のふたり暮らし日記

~いつもの生活の記録~

薬師寺にお参りしてきました

2008年07月01日 | なんでもない日のこと
昨日、彼がお休みだったので、どこか遊びに行こうってことになり、
京都なら八坂神社さん、奈良なら薬師寺さん・・・
せっかくの休日、人込みは避けたいってことで、奈良に決定。

本当は、父が検査入院することになり、
薬師如来様にお願いしたいってことが一番だったんですけどね。

とか言いながら、遠足気分でお弁当持参です。


金堂です。

  
西塔。                   東塔。   

東塔は創建当時(1300年前)より現存している建物だそうです。

  
                   
ハスの花がキレイに咲いてました。

薬師寺に入り、建物の美しさに圧倒されて、夫婦でぼんやり佇んでると、
若い僧侶が金堂から、月曜なのでチラホラとしかいない観光客に向かって、
「薬師寺の説明をしますから、良かったらどうぞお聞きになりませんか?」
と、声をかけてくれました。
もちろん参加させてもらって、分かりやすく楽しい説明を聞かせてもらえました。

薬師寺は天武天皇が后である持統天皇の病気治癒のために発願されたお寺です。
中央の薬師如来様はその名の通り「薬の師」=お医者さん。
向かって右が日光菩薩、左が月光菩薩。
中央の如来様はすでに悟りを開いた方で菩薩様は修行の途中なんだそう。
如来様のお手伝いをする菩薩は言わば、看護師のような存在。
つまり、日光菩薩は日勤の看護師、月光菩薩は夜勤の看護師。
分かりやすく言えば、そう言うことなんだそうです。

菩薩が悟りを開いた如来になれていないのが、一目で分かるのが、
如来様はその身体に布一枚纏っただけの姿で美しいのに対して、
菩薩は、いろいろなアクセサリーを身につけてることなんだそうです。
自分を美しく着飾りたい、他人によく見せたいと思ってる心があるから。

若い僧侶は、私たちに修行中の菩薩は仏様の世界だけのもので、
自分たちには雲の上の存在などと思わないでくださいと言われました。

人間でも一生懸命努力している人は菩薩なんだそうです。
それを聞いて、なんて言うか、すっきりしたと言うか、
言葉に表しにくいのですが、頑張ろうって思えたんです。
上手に言葉に出来ません。

つまりね、レベルが低いので小さく言いますね・・・
                       ダイエットガンバロー!!


せんと君とまんと君。。。どっちが好きですか?

  

せっかくなので、奈良公園に向かったのですが、途中で雨が降りそうだったので
遅くなってしまったお昼を食べて帰ることにしました。
鹿にお弁当狙われないかドキドキ・・・


いつもいつも奈良に来ると、思うのは、
この鹿達が居る公園のすぐそばに、立派な県庁などの近代的な建物があり、
野放しの鹿と不思議なほど違和感がないんですよね。

昨日は平日で曇り空、修学旅行のような学生さん以外、
あんまり人も居なくて、のんびり過ごせました。
鹿もちょっと退屈そうでした。