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in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

5/4 DIR EN GREY“FEAST OF V SENSES”at 新木場STUDIO COAST

2009-05-05 03:04:51 | ライブレポート
あーなんかしあわせだった!! しあわせでしたよ。




きょうのSET LISTはかなりキテました。この3daysのなかでいちばん贅沢だったと思います。だって1曲目が「我、闇とて…」って! 最初からちょっとうるっときちゃうよね。Dieさんがフードをかぶってアコギ弾いてました。

んで、この曲ヴィジュアル系だなあと思った。京さんが歌詞に合わせて左手で動きをつけてました。サビで声が裏返っていたけど、グッときたなあ。



「GLASS SKIN」は最後のフレーズ以外歌詩が変わっていました。いつもは忘れちゃうんだけど、“♪後ろめたさより~”からの部分を“さよならはもう言わない 腐り切ったこの目を愛せるなら今はもう…”というような詩で歌っていて、すごく印象に残りました。切ない。



「INCONVENIENT IDEAL」では黒い紗幕が落ちて蛍のような光がステージを舞い、薫さんの綺麗なアルペジオが。ここいっつも泣きそうになる。浄化されるような、切ないような、苦しいような。


あ、ファンだから言っちゃうけどさ。この曲でToshiyaさんがヴォイ!ヴォイ!とコーラスする前、京さんが“♪アーアーアー”で旋律を歌うじゃない。あそこでオーディエンスの腕が無数に挙がる光景は、ホント宗教的だなーと思う。あと「VINUSHKA」の“此処が真実だ”のあとヴォーッって歓声が起きるとこも。ゾッとするね。自分もやってるけど笑




「冷血なりせば」はやっぱりライブ映えする。最初のセクションが「Я TO THE CORE」みたいだなーって。勢いが似てる。


あと演出が好きですね。大阪城ホールでのアメコミみたいな映像がいちばん好きだけど、今回の回転灯もカッコいいんです。

あと紗幕を生かしたライティングがすばらしい。ストロボのたかれる場所によって幕に映るメンバーの影が瞬間移動しているように見えたり、京さんが一歩一歩下がることによって、どんどん影が大きくなっていったり。




アンコールでは「鼓動」が一発目に。もちろん客席では“おぉ~”と歓声があがりましたよ。
Dieさんのワウが!! しかも次に凱歌のタッピング!!! たまらないっす。


そして、なんと「CHILD PREY」が!! きたあぁぁぁあああああ!!!!!


………発 狂。


たぶん同期はなしで、Shinyaさんがドカドカとバスドラ踏んでスタートしました。Toshiyaさんがお立ち台でノリノリで弾いていて、京さんは下手へ。久々にみんなでウォーウォーやって感涙でした。というかニヤニヤしっぱなしでした。これはヤバい。

京さんが“もっとー!”と煽って、みずからも“Kiss Me~”のフレーズではなく、ウォーウォーのコーラス部分を歌っていました。なんかすべてがひとつになったような気がしたなあ。



そしてラストがクレバー。“そこイケるかー?”と上手と下手をそれぞれ指差して煽り、同じように“真ん中イケるか?”とも。“女ー!!”“男ー!!”もかなり煽ってましたね。

“♪声も出ないくらいに~”での“おまえらの声響かせてくれ!”はもはや定番。最後はお立ち台で何度も“FUCK OFF!”って叫んでました。
メンバーもオーディエンスも完全燃焼だったのではないかと思います。










で、ここから澄華さんは人命救助に励んでました笑 クレバー終わった直後に前のほうにいた女のコが失神寸前になってて。そしたらそのコを支えてた坊主のおにーさんに“このコを頼む!”という目配せをされたので“合点承知の助!(死語)”と彼女を救出。

だから最後メンバーがハケるシーンは観ずに出ちゃったんですよねー。


でも、みんなのやさしさを感じた。その女のコを運んでるときにすぐ道を空けてくれたり、年上のねーさんが“これ飲ませな!”と自分のペットボトルをくれたり、出入口のドアをパッと開けてくれる人がいたり。

でね、落ち着いた彼女から聞いたんだけど、ふらついてた曲中、坊主のにーさんがずっと体支えててくれたんだって。それ聞いて、なんだディルファンアツいじゃん!って思ってさ。



それとね、最初の押しで雪崩が起きたんですよ。そこに自分も巻き込まれてコケちゃったんだけど、周りのお客さんが立ち上がれるまでガードしてくれたの。

いや、当たり前のことかもしれないけれど、思い返してみたらアツいなあって笑 なんか体育会系だよね。そんな出来事もあって清々しくライブを終えることができましたとさ。



次にディル観られるのは秋ごろかなー? 気長に待ちますかね。みなさま本当におつかれさまでした!