goo blog サービス終了のお知らせ 

in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

9/24 ドクターモルモット連続主催【宴 ‐フェスタ‐3 彩魂ジャポン】at 浦和ナルシス

2010-10-09 04:47:05 | ライブレポート
おおっとー!放置しすぎていました!時はさかのぼり9月24日です。
我らが彩の国で素敵バンドさんたちがライブを……!ということで拝見しにいきました。

看板の写真を撮り忘れましたので、うなこのスマイルで癒されてください。



ちょっぴり遅刻して到着したのですが、トップバッターに間に合ったというキセキ!
どうやら主催のドクターモルモットさんがオープニングアクトとして何曲かやっていたそうな。




Mu☆Mu

フライヤーによりますと“札幌出身のピコピコ×メルヘンテクノポップ・ソロユニット”だそうですよ。ソロなのに“ユニット”?ん?と思いましたが、サポートでドラムさんがいらっしゃったので気にしないことにします!

ひょろりと背が高くて、白黒の水玉のシャツとピンク色の髪がトレードマークのMu☆Muさん。
Macをステージに持ち込んで同期を流しながら歌うというスタイルでした。

自身の掲げるコンセプトどおり、星屑がキラキラと舞っているようなメルヘン楽曲のオンパレード。かわいらしい振り付けもたくさん。

別にキャラをつくっているわけではなく、こういうピコピコテクノやかわいいものが大好きなんだろうなあと思いました。
MCで「きょうはストロベリーブラウニーつくってきたので、チケット予約してくれた方やCD買ってくれた方にプレゼントしまーす◎」といったことをおっしゃっていました。なんて乙女なの!オト麺!?





gaudie.

エイジさんすっぴんかしら?いつもガッツリめのアイメイクを施しているのに、この日はなにもしていなかったように見えましたー。

gaudie.さんは4人の歯車がカチッとハマるときと、てんでバラバラのときと差が激しいんですよね。今回のライブはラストの2曲、「CRASH」と「エキセントリック」しかグッとこなかったですなあ。エイジさんにもうすこしがんばっていただきたい!何を歌っているのか聴きとりづらいところもちょっぴりざんねんなんです。
要所要所で甲高い声で吠えるように叫んでいるのは大好きなんですが笑

ドラムの響くんは存在感あるプレイになっていました。
あと、ファンであるMirrorちゃんの白熱っぷりがメンバーよりすごかったっす。愛されてるなあ!





レインマン

ぜったいα波でてる。うん、ぜったいα波でてる。大事なことなので2回言っちゃいます。
演奏中の空間が気持ち良すぎて、半分夢の世界へファラウェイしていましたすみません。

ドラムは同期で流しているのですが、歯ブラシくわえたベースの仁さんの音がかなり主張してカバーしているのでよかったです。

彼らのステージでは、決して晴れ空が広がることはなくて、ずっと雨なんですね。でも、激しく降りしきる豪雨だったり、霧のように舞う小雨だったりと、1曲1曲に表情がついているんです。薄暗くてじっとりとした場所に基点を置いて、そこから世界を広げていく手法というか。
ラストに披露されていたダークなバラードがすんごいよかった。

しかしまあ近年まれに見る(雰囲気)イケメン揃いです。





KYOKUTOU GIRL FRIEND

【SET LIST】
SE_禁じられた謝肉祭
01_放送禁止のブルース
02_勝手にしやがれ
03_家出少女のように(仮)

04_ゲルニカに噤む
05_最悪最悪最悪最悪(仮)
06_この人生はフィクションです

07_俺の彼女はリストカッター
08_食物連鎖

前回のAX公演はケッチさんと亜門さんがGJでしたが、やっぱりちいさいハコになると、倫堕さんのキレたステージングとサリーさんのビリビリ空気を震わすベースがカッコいいと思ってしまいます。

マイクスタンドをつかって披露された【放送禁止のブルース】からなだれ込むように【勝手にしやがれ】へと繋げ、勢いのあるスタートを切った彼ら。

この日は【家出少女のように(仮)】という新曲が初披露されました!【ダムドマン】やら【セックス】やら奇抜なタイトルが多いバンドさんなので、“今回のタイトルはかっこいいじゃーん”とマヒしてしまうわたし。

Aメロは、ケッチさんのミュートしたカッティングが印象的。Bメロではテンポを落とし、ゆったりとしたメロディが広がっていました、たぶん(記憶曖昧)。

そう!“世界で一番愛してる”という歌詞もインパクトがありました。
彼ら楽曲って、「愛してる」とか「好き」とか恋愛系の歌詞もよく出てくるけれど、なんだか皮肉って言っているように聴こえたりもするんですよ。今回の歌詞はどういった意図なんでしょう。

サビのセクションでは、ケッチさんとサリーさんの“ウッ!”“ハー!”というコーラスの掛け合いもありました。恋のダンスサイトかと!

【ゲルニカに噤む】では糸を引くようなベースと、ケッチさんのハーモニクスがきれいでした。
“おやすみ、眠りなさい 眠りなさい”の部分で、マイクスタンドを前に両手を広げていた倫堕さんもステキでした。

【最悪最悪最悪最悪(仮)】では、D■R EN GR■Yのお経タイムがフラッシュバックノンフィクション(おい)。
亜門さんのタイトなロールについつい目がいってしまう【俺の彼女はリストカッター】では、サリーさんとケッチさんが向かいあって、にっこりとアイコンタクトをとる場面も。オーディエンスがレスポンスする“I LOVE YOU!!”、この日は倫堕さんも叫んでいました。

【食物連鎖】はライブで演るたびにどんどん良くなっていく気がします。極東流ハードコアです!
演奏しきった亜門さんが、シンメトリーに組まれたシンバルに手を置き、身を乗り出して“やってやったぜ”的な表情をしていました笑





THE VELVET

久々に拝見したらなんだか雰囲気が変わったように思いました。
以前はMiMiさんがミニスカートの衣装だったからか、どことなく女性的な印象を受けたのですけれども、今回は男性らしさをかいま見たような。

前半がいわゆる暴れ系の曲だったからかなあ?後半はジャジーな“これぞTHE VELVET”を観ましたよー。

ここのサポートメンバーさんは、サポートじゃないんじゃないかっていうくらいなじんでいます。9GOATSさんもそうだよね。
ベースさんがいい音出すのです!





ドクターモルモット

おたまとフライパンを小道具にしていた1曲目にクリビツ!
よくよく見れば、ファンの方ももっているし。なにそれ持参!? 持参!?(うるさい)

彼らのライブは観るたびに成長を感じます。
初めて拝見したときは、お客さんも少なくて、諒介さんが鍵盤ハーモニカをステージに叩きつけていて、なんじゃこのバンドはー!と思ったのになあ。

いまじゃそんな諒介さんはすんごいニコニコしてるし、鍵盤ハーモニカでは哀愁漂うソロをキメちゃうし、“ステージではオレらがいちばんだ!”という自信に満ち溢れているんです。オーディエンスへの感謝の気持ちも手に取るように伝わってきましたしね。
あたたかい気持ちになれたライブでした。主催おつかれです!