おも〜か〜じ(面舵)‼︎

和気藹々は業績がガタ落ちである

日ハムから巨人へ移籍した中田翔が、医療従事者へ300万円の寄付をしたそうな。

此の行為を、日ハム時代の同僚への暴力行為の批判躱しと騒がれている。

普段した事も無い事をすると、人は疑ってかかる。

移籍後の初打席でホームラン。

直ぐ様結果を出せる点は凄い。

色々と云う者が居るが、成績を残せば何も気にする事は無い。

まぁ、巨人の選手からすれば、腫れ物を触る思いでやり難いだろう。

話は逸れるが、一般企業には突出した奴は居る。

職場には、おかしな変わった奴が一人は居るもので、其の逆で性格が良く人間関係も良好な奴が一人は居る。

性格が良く人間関係も良好だが、仕事が出来ない奴が結構多い。

会社にとっては不利益である。

おかしな変わった奴だが、しっかり仕事を熟し信頼されている者を会社は残す。

だが、上司におべんちゃらを云い、上手く立ち回る奴が実際いるが、そう云う奴は仕事が出来ぬ。

上司が依怙贔屓して、難しい仕事をそいつには振らないからである。

こう云う関係性の連中も、会社にとっては不利益でしかない。

が、此れが普通に罷り通っている。

真面目にやっていて馬鹿らしくなる時が在る。

無駄に正義感を全面に押し出すと皆から嫌われる。

和気藹々の職場は息苦しさが無く、仕事は遣り易いが、業績は上がらない。

以前は、職場内がピリピリして息苦しさも多少は在るが、作られる製品は品質が高く業績も上がっていた。

会社の諸事情により人事異動が在り、厳しく纏めていた上司が異動となり、新しい上司がやって来た。

其の上司は、他社からのヘッドハンティングで来た人で、此れ迄とは真逆の雰囲気で楽しく仕事をし和気藹々をモットーにしている人であった。

仕事中も笑顔、時には笑い声が聴こえる事も在った。

製造現場に於いて、集中力が求められるのに、此れでは気が散ってしまう。

緩み切った製造現場で高品質の製品は出来ぬ。

当然ながら、納品先での不良が多発し、納品先へ頻繁に手直しに出向く始末。

此れ迄も不良は在ったが、今回の様な例は記憶に無い。

不具合が多い処に仕事を依頼するお人好しはいない。

当然、業績が落ちた。

一度緩み切った製造現場は、中々元には戻らない。

和気藹々が大事な職場も在る。

叱らず、褒めるのみの教育が叫ばれる昨今。

此の環境下で育った子供や若者は、今の日本の社会では中々やれないだろう。

最近、叱らず褒める会社も在ると聞くが、僅かである。

叱らず褒めるのみの世の中になるとも思えぬ。

もう此れは、宗教家が抱く世界平和と云う妄想と同じで、先ず実現しない。

幻想を追い求めるのはやめて、厳しさに耐え得る人間になる様に自己研鑽に励むが得策である。


  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る