無料弁当60個＋お菓子を21:30から提供して、23:00過ぎに残り4セット8個。弁当提供の一時間前は、土砂降りの雨。すぐに持ち帰れるように２個ずつ袋に詰め、お菓子を入れた。こういう日は利用者が減るので、何個作るべきか迷ったが、いつもどおりの数を作った。
幸運にも開始時間には小降りになり、常連の方々の列ができた。中には「今日で終わりかと思って…」という方も。９月末まで延長になったことを伝えると「助かります」と感謝の言葉。しばらくして、また雨が強くなったが、常連はどんなに強い雨でも必ず弁当を出すことを知っているので、来てくれる。
杖をついた高齢者二人組も来てくれた。昨晩は夏バテではなく、雷が怖くて来るのを見合わせたらしい。アンパンのお礼がしたいという男性から預かっていた和菓子を渡し、お二人の好きな焼きそばを作った話をした。男性は、それから少ししてから来店。今夜もすれ違いだが「あなたの感謝の気持ちは確かに伝えました。喜んでいましたよ」と伝える。
「よかった」と安堵の表情で、23時から朝5時までの夜勤へと向かった。「行ってきまーす」「行ってらっしゃーい」生活保護の審査に落ちて、気落ちしているようだったが「何か他の方法が無いか調べているから、絶対に諦めないで」と励ます。どんなに雨が降ろうとも、生きることを諦めない。諦めてはいけない。
（9/1のTweetより 一部修正）
