無料弁当46個+お菓子、衣類を21:30から出して23:00前に完パケ。
北区フードバンクの時に配布した弁当の袋に、無料弁当の案内を記載したチラシを入れた。今日、そのチラシを見て来てくれた方がいた。「本当にいいんですか」と、何度も確認し、何度も感謝の言葉を口にして帰られた。困窮者は、まだまだいる。
商店街のホームレスに配達し、色々と会話をする。私達はこれまでに4名の方の路上脱出に携わってきた。困窮者には生活保護を勧めるが、無理強いする気は無い。多くの困窮者に弁当を届けたいと思っているが、それだけで命を助けられるとも思っていない。もちろん何の見返りも求めていない。ただ、寄り添いたいだけだ。
イキサセテという声無き声に耳を傾け、誰もが持ち帰れる無料弁当を通して、生きていてほしいというメッセージを出しているだけだ。生活保護を受けるかどうかは当人が決めることであり、その意志を尊重する。だが、路上生活が長引くほど、体は蝕まれ、社会復帰が困難になる例を数多く見てきた。
無料弁当を通して知り合い、生活保護を申請することになった4名は、家を失った状態の方だったが、本当は家がある状態で申請すべきだと思っている。路上に出て、辛い思いをしないでほしい。ギリギリのギリギリまで我慢しないでほしい。自分が溺れているかどうかも分からない…水ぎわのギリギリで呼吸している方々の、少しでも力になりたい。
そんな思いで今日も明日も弁当をつくる。
(5/7のTwitterより 一部修正)
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