無料弁当55個＋お菓子、おつまみを21:30から出して、22:20頃には完パケ。開始時は初めての方や知人を連れて来た方もいて、10名ほどの行列。その後は、主に常連が次々に訪れ早々に終了。久々に一時間保たなかった。
「知人から話を聞いたので試食させてもらおうと…」と高齢の女性。「（し、、試食！？）どうぞ」その女性は年上と思われる友人と一緒に来ていた。二人で弁当とお菓子を持ち、帰り際に「何でこんな事やってるんですか？」と聞いてきた。第三者に答える文句は決まっているのだが、まさか利用者当人から聞かれるとは思わず、絶句して答えられなかった。必要としている方がいるからです。貴方のように。
弁当を取り、顔見知りの方に話しかけ、その後に離れた所に居座り、誰かを待っている方がいた。しばらくすると戻って来て、道端に座りこんで話していた外国人に、何やら話しかけていた。親しげに話しかける様子がどうもおかしい。すぐにピンときた。やがて「さっきはどうも」と話しかけてきた彼に、単刀直入に聞いた。「●●●でしょ？」「え、知ってるの？」
やはり宗教の勧誘だった。ドンピシャで団体名を当てた。先日、弁当利用者から「帰り道で勧誘された」という話しを聞いたばかりだった。「店の周囲でやったり、取りに来た方を勧誘したりするのやめてもらえませんか」「……わかりました」と言って去って行った。
彼自身も弁当を取りに来た。つまり、信仰では空腹が満たされていない。その矛盾に気がつかないのだろうか。少ししてから彼の去った方に行くと、連れの女性から説教されていた。なぜ正体をバラすのかと、怒られていたのかもしれない。宗教は、不安な人の心に寄り添うふりをして、するりと近づく。その団体の本部は大宮、東京会館は板橋区常盤台にあり、赤羽にも信者は多いと思われる。
先日来た若者集団も、恐らくはこの宗教。今夜来た方は以前に話しかけた方とコンタクトを取ろうと、待ち伏せしていたのだろう。他にも勧誘された弁当利用者が、いるかもしれない。さて、明日も彼が来たらどう対応しようか。それとも皆に注意を促すか。複数名で強引な勧誘をするので気をつけましょう。
（8/3のTweetより 一部修正）
