平成25年3月7日に千里市民センター大ホールにて「吹田の宝を活かしたまちづくり~再考・吹田の環境まちづくり~」の特別講座がありました。講師は大阪大学院大学国際学部 三輪信哉教授でした。
内容は沖縄県武富島の島ぐるみのコミュニティが島外から押し寄せてくる流入文化に対応して、島独特の文化、自然、環境など現存する多彩な「宝」を守り、日常的に努力、工夫をして維持し、観光事業の島の生活がかかったところに活かしている事例などをご紹介いただき、島独特の姿がまさに「宝」ではないかとのお話がありました。
また我が国のエネルギーと環境問題についてグローバルにとらえ、世界的な流れの中で、 我が国は何をし、 その中でわがまち「吹田」は何をしてきたかについて解説していただきました。 三輪信哉教授
吹田市が地域経済の発展と環境保全を持続可能な形でバランスよく展開し、制度的にも育成支援しつつ、 官民挙げて努力してきた実績についてしてきされ、(2011年日経調査・全国都市の経済発展、環境保全の サステナブル度年調査で吹田は6位都市)について指摘されました。吹田市の先進性を評価しこれらの努力 について、地味ではあるが吹田市ぐるみの生きた宝として光を当て紹介していただきました。
三輪先生の竹富島での島ぐるみのコミュニティの事例や、吹田の実績など楽しくわかりやすくて、お話は本当に有益でした。