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小川水素 & Homage to [a] Life

ダンサー小川水素と  Homage to [a] Life の記録

コンセプチュアルな夏

2010-08-01 21:04:18 | Homage to [a] Life
「名づけることのできない仕事 # 1」

アーティストは作品を生み出すことが仕事です。
作品が生み出されるまでには、多くの日々と試行錯誤が費やされます。
その時間と労力の先に「作品」が成立しています。
それらの「仕事」は、個々のアーティスト、ひとつとして同じものはありません。
そして、その仕事に名前をつけることはできません。
この「名づけることのできない仕事シリーズ」では、
そんなアーティストたちの「仕事」を紹介していきます。
今回は、ダンスアーティストの小川水素と川崎歩、
そして、サウンドパフォーマーの池田拓実の3名が参加します。

2010/8/13(金)20時
   8/14(土)15時/19時(※)
   8/15(日)15時(※)
(※)の回はアフタートークはがあります

PRICE:予約¥2,300(当日¥2,500)
PLACE:RAFT 行き方はこちら JR「東中野」駅から徒歩13分
ご予約・お問い合わせ:RAFT 03-3365-0307/raft@ruby.dti.ne.jp

●小川水素
http://blog.goo.ne.jp/suisoogawa
http://www.youtube.com/user/suisoogawa
作品:新作[arms]
出演:[小川水素Co.]坂本知子、湯浅燈、小川水素
腕の重さ、腕の遠心力、finger dance、どの指を動かす? 丸める、のばす、指先からローリング、指さきによって重力に抵抗する、一人で、2人でやってみる、手首をコントロールして。
Suiso Ogawa Co.:
からだの動きの「共通言語」を探るためのプロジェクト、[Homage to [a] Life] より生まれたダンスカンパニー。2010年設立。ダンス/動きそのものについての“探求”をテーマとしているため、創作はしばしば実験・研究・実行というスタイルをとる。観客・出演者・スタッフが同価値に存在し、ともに発見し、思考できるような舞台空間作りを目指している。

●川崎歩
作品:『回廊』 cloister
振付・演出:川崎歩 衣装:くげゆか
記憶の回廊を踊りながら辿ると、懐かしい匂いのする中庭に出るだろう。
記憶術としての振付で、映像の再生を試みる、そんなダンス作品です。
Ayumu Kawasaki:
関西在住。大学在学中よりビデオによる映像作品を多数制作。2001年から身体による表現を模索し始める。ダンスユニット「ミネラル」を経て、2006年よりカンパニー 「半熟目玉」を軸に作品を発表。山下残とともにアトリエ公演を定期的に開催。視覚的に捉えた世界の事象を身体の隅々で『実感』して、『共有』するために、様々な 『振付』の実験を試みている。

●池田拓実
http://i9ed.blogspot.com/
http://www.youtube.com/user/iqedat
音を並べる以外にも出来ることがあるのではと常々考えている。特にコンピュータを用いた演奏の観客には、演奏行為というか画面が見えないという問題が(良くも悪くも)存在する。そこで例えば物や動作、画面表示などを使ってみる。もともとプログラムというものを扱っているが、プログラムとは物事の手順を書き記した文章に他ならないので、そのように実際の物を動かしたり動作することもできる。とはいえ、いつでも思う通りに物が動くとは限らないし、プログラムもまた同様である(プログラムは書いた通りに動く、と言われる)。さらに最近では“意識は半秒遅れている”という話もあり、大変なことになっている。いったい誰が何を(何が誰を)演奏しているのかということである。人と物とはある臨時のシステムとして、共に渾然となって転がって行く、と考えるしかない。
Takumi Ikeda:
オーディオプログラミング言語を用いた音楽制作、およびライブを主として活動。パフォーマンスグループ「方法マシン」参加(2004~06)、七里圭監督作品「ホッテントットエプロン-スケッチ」音楽に参加(2006/2009)、第4回AACサウンドパフォーマンス道場優秀賞受賞(2009、愛知芸術文化センター)。


公演詳細、フライヤーは水素Co.サイトにも載っています。

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