久々にまんぼうを買いました。
以前なら大敷(定置網)漁師の駄賃として、現場もしくは浜で解体され、あまり流通することはなかったけれど、県の指導により大敷が株式会社に移行した頃から水揚げ・流通されるようになった。
刺身・煮つけ・干物・味噌煎り等で食べられることが多いんじゃないかな?
で、今回は分けてもらわず買いました。
お値段は見ての通り304円也。
普通、肝も一緒に入っているものなんだけれど、今回見たパックはどれも入っていなかった。肝煎りが食べたかったのでちょっぴり残念
なので、今回は味噌煎りをメインとすることになりました。
まずはパックから取り出し、
お刺身用を取り分け、残った身を下ゆでします。
まんぼうは熱を加えると少々臭みが出るため、臭み取りにお酒を入れて茹でます。
身の大きさによりますが、10分程度でOK。
湯がくとかなり小さくなりますが、これは、まんぼうがクラゲを主食としていて、身の水分含有量が多いためです。
ですから、湯がけば湯がくほど小さくなってしまいます
茹であがり。かなり小さくなりました♪
ちなみに、左側は筋組織で身より歯ごたえがあります。
その下の丸っこい反透明な身は軟骨。見た目より柔らかいですよ~。
茹であがったら、調理開始
まずは身を手でちぎって熱したお鍋にイ~ン!
次に多めのネギを入れ、味噌と砂糖で味付けして、ハイ出来上がり~
本来ならここに肝を少々(独特のにおいがあるので入れすぎ注意!なのです)入れて、鍋に押し付けるようにしながら身と共に煎りつけますが、ないので省略。
後はあったかいうちに食べるだけ
ちなみに、調理(下ゆで含む)後に放置すると、時間とともに水分が出てきてしまうので、原則食べる分だけ食べる直前に作るようにしてます。
余った身は、下ごしらえせずに凍結すればOK(ほとんど水ですから)
味噌煎り
お刺身
お刺身も出来上がり~
お味の方はと言いますと・・・基本的に調味料の味です。ほのかなまんぼうの香りと、クニクニした食感が楽しめます!?
特にお刺身は食感だけと言ってもいいくらい。食感は、「かなり柔らかいこんにゃく」かな??初心者はお刺身か、煮つけから入るのがベストですよ
ガシの煮つけに紛れ込ませてみました(白い奴ね)
身の他にも、コワタ(腸)も流通し、干物・炒め物等にして食されています。
こちらも少々クセがありますが、焼き肉のミノの様な触感が楽しめます
そういえば、コワタも久しく食べてないな~~~
何かのテレビで食べてるところ見た事ありましたが
スーパーで売ってるとは知りませんでした!
縮んでいくところを想像するとなんだか寂しいです…
絵や漫画でかわいく描かれていますけど、実物は決してかわいいもんじゃないと思います。個人的には、ですが。
縮んでいくのは火が通った証拠なので、寂しくないですよ~♪
ク○○の身だけと思ってましたが・・・・。
マンボウはまだ食べた事がありません。
一度食べてみよ~っと
冬が美味いのかな?
冬に肝が入っているってことは冬が旬?なのかもわかりませんが、脂が乗るわけでもないのではっきりしません。
冬季の食材と思っていましたが、今は年中流通しているみたいですね。
一度だけ食べた事ありますが、その時の感想はあまりパッとしなかった気がします。
でも、殿の料理を見ていると食べたくなっちゃいます!
でも、たま~に食べたくなる時があるんです(^^;
おひとついかが?