秋の風に感謝
最近加工部は専務にお任せ。
そんな中、
朝晩涼しくなってきたので久しぶりに塩干しでも
と思っていたところ、良いカマスと小鯵を仕入れる事が出来たので、
久々に干し網を広げてみました
塩加減はおおよそですが、カマスで15%、小鯵で13%の計算。
小鯵を試食してみましたが、
良い塩梅
でしたよ~
秋の風に感謝
最近加工部は専務にお任せ。
そんな中、
朝晩涼しくなってきたので久しぶりに塩干しでも
と思っていたところ、良いカマスと小鯵を仕入れる事が出来たので、
久々に干し網を広げてみました
塩加減はおおよそですが、カマスで15%、小鯵で13%の計算。
小鯵を試食してみましたが、
良い塩梅
でしたよ~
ジャンル的には干物になるかと…
久しぶりに、ボラの卵が手に入ったので、アレを作ってみました。
ボラの卵で作ると言えば、あれですよ、アレ。
か・ら・す・み
とはいえ、作るのは数年ぶりのこと。
記憶の片隅にある作り方を思い出して、作業を進めて行きます。
①塩漬け。
塩で卵を包み込みます。
(多い分には問題ありませんので、思い切って多目にしましょう)
その状態で丸3日漬け込みます。
(今回手に入れた卵は少々小ぶりだったので3日にしましたが、通常サイズ~大サイズなら4日漬け込みます。)
②塩抜き。
サイズによっては半日程必要になるかと思いますが、今回は4時間。
ぬるま湯を使い、途中3回ほど水を変えて塩抜きしました。
③乾燥。
塩を抜いたら、水気を切って☆ます。
一日一回裏表を返して、1週間程で完成します。(できれば天日で)
色が黄色から飴色に変わり、表面が硬くなったら出来上がりです
今回使った小型の卵で丸4日で完成しました。
さて、出来上がりは…
コレ
結構良い色してるでしょ?
ただ、表面に白い部分がありますので、もう少し早く収穫しても良かったかもわかりませんネ。
収穫後、早速試食してみました。
その結果は…
VERY DELICIOUS!!
まるで売っているカラスミみたい
折角なので正月用に残しておきます
先日頂いた白アマダイです。
当日仕込んでおいた、白アマダイのこぶ締めを、翌々日に頂きました^^
余り昆布の色が付いていませんが、しっかりと味が乗っていて、大変美味
市場価値が高いのも頷けます
そして、当日仕込んだもう一品。
イトヨリの紙塩焼き。
イトヨリの切り身を、塩を含ませたキッチンペーパーでくるんで寝かせたものです。
これも美味しかったですよ~
猪肉を頂きました!
今年は猪が多いそうで、知り合いの方から大量に頂きました。
その方曰く、
「今年は夏の猛暑のおかげで山に餌が少なく、里へ多くの猪が降りてきていて、いくらでも獲れる。ただ、餌が少ないので痩せていて美味しくない」
とのこと。
で、もらったのは、
若い猪のモモ肉(骨付き)を買い物袋いっぱいとブロックひと固まり。
ブロックは筋と余分な脂を取り除けばOK。
モモ肉は、骨から肉を外す。
これが意外と面倒。
”どうやって食べようかな~”なんて考えながら肉を外し、さらに筋を取り除いて・・・
これだけ残りました。
このモモをトンテキ風にしましたがクセが全くなく、しかも柔らかくってとても美味しかったです。
(とても食べられる量じゃないので、残りはご近所さんにおすそ分けしました。)
ブロックは二つに分けて、一つはハムに、もう一つはハムもどきの焼き豚風に加工。
ハムは、本来なら塩漬け肉を作ることから始まるけど、今回は省略。
塩漬けと味付けを同時進行で行った。
まずは肉を
塩・荒挽きコショウ・ナツメグ・ローリエ・バジル・タイム・オニオン・ガーリック・はちみつ等
に五日間漬ける。(毎日天地をひっくり返す)
漬け上がったら、肉を軽く洗って干す。
今回は時間が無かったので表面が乾いたら次の工程へ。(一晩程干した方が出来上がりが良くなります)
干し上がった肉を水糸で縛り、一つは気密袋(ジップロックなど)へ入れ、空気を抜き80度程のお湯で1時間程加熱。(時間は肉の大きさによって変動)
加熱し終わったら、180度に熱したオーブンへイン!
表面に焦げ目が付いたら出来上がり
次は残りの一つを薫煙。
薫煙も、20~40度で長時間燻すのがBESTだけれど、時間的にとても無理なので60度で2時間程薫煙。
燻し上がったら、これも水糸で縛り、先程と同じように熱を通す。
これを2~3日寝かせればハムの出来上がり
写真はロースト猪。
良いお味でした
後日ハムも出来上がり、食べたところ、非常に出来がよくビックリ
みんなから高評価を頂き、鼻高々でした
今回は鮎のみりん干しです
みりん干しも、前回の塩干しと、手順はほぼ同じ。
タレ(辞書で引いても”みりん干しの漬け液”というような訳は出てきませんが、こう呼びます)を作る→魚を開く→魚を漬ける→干す
の順です。
では、作業の工程をご紹介~♪
①タレを作る
タレは、
A醤油1:みりん1(辛め、色薄め)
B醤油6:砂糖4(甘め、色濃い目)
のどちらかをベースに、好みで砂糖や水あめ(照りが出ます)を足してください。
タレは必ず、煮沸させたものをさまして使ってください。
②魚を開く
今回は鮎を使用。
捌いたハナから漬けて行くと、味にばらつきが出ますから、まとめておきます。
③魚を漬ける
作っておいたタレに魚を漬けます。
漬け時間は、2~6時間。
魚の大きさや、好みで時間は調整してください。
④魚を干す
漬け上がった魚を(出来れば天日に)☆ます。
みりん☆は、塩☆の時のように、真水で洗い流す必要はありません。
というより、やっちゃダメです
干し時間は、2~4時間。(湿度などにより、時間を延ばす必要がありますから、あくまで目安、ということで)
表面が、あまり手にひっつかなくなったら出来上がりですが、これもお好みで。
干し足りないから、干しすぎたから、失敗なんてことはありません。
焼き上がりに違いが出て面白いので、一度時間をずらして収穫することをお勧めします
ちなみに今回は、ゴマをちらして文化干しにしました♪
⑤収穫
干し上がった魚を収穫します。
適当な袋(ジップロック等の保存袋がGOOD。ラップでもOK)に干し上がった魚を入れます。
これで完成で~す
後は焼いて食べるだけ~
一度お試しあれ