またまた久々で・・・ バッタバタだったもんで・・・
2年半前に水廻りの改修を行った現場で、別件の打ち合わせがあった今日の午前中
お客様とお会いするのも2年半ぶり
「電話をしないのは問題がないからですよ」の言葉に一安心
「ブログ見てますよ」の言葉にドキリ
はい ご期待に応えられるように がんばって更新します
はい どぉ~ん
10月の後半は リフォーム現場が3件ありました
水廻りの改修・大工工事・内装工事 と内容はほぼ同じ
工期も同時期で、金額もおおよそ似たりよったりです
・・・が リフォームに至るきっかけや思いは人それぞれ
困っていること、理想の空間、必須条件など人によってさまざまです
それらのお客様の思いをじっくり聞くことで
私からの提案やアプローチ、考え方が大きく左右されます
しっかりつかめていないと、私自身も途中で迷って進まなくなってしまいます
だから最初に伺った時には結構いろいろと、しかもしつこく(?)聞くかも・・・
で これはその3件の中の1件 水廻りのバリアフリーのためのリフォーム工事
お母様が車いすを使用するにあたり家の中のあちこちに不都合が生じるとの
ご相談をいただいたTさん宅
まずいけないのがこの段差
在来工法で 風呂+洗面+洗濯場 が一つになった空間のドアの下に
約12センチのまたぎ(こっちもむこうも段差)があります
そもそもこの中に入れないから 洗面所で顔を洗うことも
歯を磨くことも、浴槽をまたぐことも出来ないんです
なんとかできませんか・・とのことでした
なるほど・・・確かに車いすだとここは越えられないよな
とっちゃうか・・・
これブロックだから壊すことできるなぁ
→でもまたぎを取ってしまうと防水層が切れるぞ
→ってことは防水は必然的にユニット形式
→ユニットバス・・・は一番小さくて0816だから
・・・入らないか
→ってことはユニットシャワーか
と判断
私の「なんとかなりますよ」に「ほんとですか?」とTさん
ウソは言いません ホントですよ!
それからいろいろお話を伺うと、1ヶ月後にマンションの排水管の改修工事があるとのこと
下階の天井裏の新しい排水管に、この部屋の排水管を直接
つないでしまえばこの系統の排水管は完全に新しくなります
こんな絶好のチャンスはない!!
さっそくマンション側の工事業者さんに相談すると快く協力していただけるとお返事をいただきました
工事日程を合わせて着工です
またぎと床のタイル、モルタルは はつって撤去
マンション側の業者さんが立ち上げてくれた排水管に、新規の排水管を床下で接続しています
ギリギリでしたが リビングの床とはなんとか同じ高さに合わせられるように配管できました
洗面器は取り付けの前にお母様に車いす来ていただいて、シュミレーションを行い高さを確認してから取付けました
シャワーユニットのドアの横には、内側と外側の両方に手すりをつけて出入りをサポート
スラブから床までの高さが十分ではなかったので、残念ながら完全なバリアフリーにはなりませんでした
でもシャワーチェアーを使って入浴できるように、これから練習していくそうです
Tさんとお母様には2週間の間リフォーム難民(?)と化していただきいろいろご面倒をおかけしました
在宅の工事は、お客様のご協力なしには行えません
いろいろとありがとうございました
残工事・追加工事が終わったらぜひ完成祝いに行きましょうね!!!
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