本田 一誠 水墨画歴

Issey Hondaの水墨画チャレンジ歴です。

憧れの現代水墨画界の巨匠、根岸嘉一郎先生と記念撮影!!

2015年04月30日 14時22分00秒 | 芸術

今春は3月の全日本水墨画秀作展に始まり、4月の現水春季展・・・そして東京国際美術大展に出品させて頂きました。
特に上野東京都美術館開催の東京国際美術大展では個展コーナーを設けさせて頂き多くの方にご観覧頂く機会を得ました。

25日土曜の開催日には東天紅にて日中書画家交流祝賀会が催され、多くの日中書画家の先生方と交流させて頂きました。中国水墨画家の第一人者と称される王子江氏とも初対面し握手と名刺交換をさせて頂きました。
著名な王子江氏の名は幾度も耳にしていましたが・・・僕は勝手に長い髭をたくわえた仙人のような方をイメージしていたので昭和33年生まれの56歳とお聞きしその若さに何よりビックリしました!!

宇代表からも「貴方は視点が面白い!!」と評価を頂きながら・・・若手美人画家の桑山博子氏の墨彩画・宇代表の熟練された山水画・僕の現代水墨画・島影美風氏の書・呉華桑桑氏の近代画・茂木緑水氏の書と画・・・と個展コーナーはそれぞれ趣向の異なった六人展となりました。

祝賀会の後には同窓生達が駆けつけてくれカラオケパーティーで大はしゃぎをし・・・

26日日曜には水墨画界の先輩達が4月とは思えない暑さの中、何人も観覧に来て下さり・・・北画の大家、畔柳耕三先生も来て下さいました。

27・28日には多くの取引先様もご足労を頂き感謝の意に堪えない思いです・・・ 

そして最終日29日の祝日には憧れの現代水墨画界の第一人者、巨匠 根岸嘉一郎先生も観に来て下さいました。

数年前、闘病生活を余儀なくされた弟が地元の氏神様に健康祈願のお参りに行くと、その神社には昔、助けた狸がお礼に病を治した伝説がある事を知り・・・熱烈な狸マニアになった弟ですが

そんな弟から「兄貴、子供の頃、絵が得意だったから狸を描いてくれないか・・・」と頼まれた一言が水墨画を始めたきっかけでした・・・

(狸じゃ洋画より和的な水墨画だろう・・・)と五反田の奈良屋さんに初めて行き、墨には青墨と茶墨があるということから・・・筆は・・・硯は・・・と全くの基本から教わり墨と筆と硯を購入しました。

そして代官山のTSUTAYA書店に水墨画の教本を探しに行き・・・手にして「水墨画ってこんなにも美しく奥深い表現が出来るものなのかっ!!」と身震いするほどの感動と衝撃を受けたのが
根岸嘉一郎先生著「墨の美に学ぶ水墨画」(日貿出版社)でした・・・この本を教本に夢中になって描いて描きまくったものです・・・

すっかり感銘を受けた僕はその後、「水墨画達人シリーズ 墨に遊ぶ~嘉一郎現代水墨画集~」 (秀作社出版社)もすぐに手に入れました。

根岸先生の本に出会う事がなければここまで水墨画に魅了され、のめり込む事はなかったと思います・・・

その後、同窓生から「公募展に応募すると裏打ちや額装もしてくれるらしいよ・・・」とすすめられ額装した狸画を弟にプレゼントするため・・・何も知らずに全国公募現水展に応募していた僕に
「若き日に恩師である故佐藤紫雲氏の命で門下生達で描き上げた狸画集"狸百態"(佐藤紫雲著)という本を出したんだよ。君も狸を描いてるんだね・・・」と現水展会場で笑顔で声を掛けてくれたのが根岸先生でした・・・


"狸百態"は若き日の根岸先生が描かれた狸が表紙を飾る貴重な本です。古書店を探し回り僕も弟もようやく手に入れ根岸先生のサインを入れて頂きバイブル書として家宝にしています。(自慢)

狸が縁で出会う事が出来た憧れの根岸嘉一郎先生に・・・僕の画を観に来て頂き、作品の前で一緒に記念撮影出来る日が来るとはっ(涙)・・・夢にも思っていませんでした(涙)・・・ただただ感激です!!(感涙)
 



 
 後日、若狭若州先生が送って下さった祝賀会の写真です・・・若狭先生ありがとうございました~~~



(左から全日中宇俊之代表・日中協会若狭若州先生・著名画家王子江氏・天才画家白浪氏・・・と僕はホボカット(^^;)


今回のチャレンジ出品でもたくさんの作品にふれ多くの刺激を受け大変勉強になりました。
ゴールデンウィークの連休は久しぶりに水墨画を描くぞ~~~~~~~ 



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