相模原の整体院 すぐり整体日記 

腰痛・坐骨神経痛の専門整体
猫・花・整体の事などを綴った日記です

小夏のプロフィール

2007-06-17 22:42:05 | プロフィール
2002年6月9日生まれ
相模原市野良出身?
雑種 サビトラ ♀(不妊手術済み)
甘え上手 人懐っこい ヤキモチ焼き

2002年7月9日、この日は朝から真夏のような日差しが照りつける日だった。
我がマンションの向かいにある畑に、仔猫が2匹新聞紙に包まれて捨てられてると
管理人さんから相談を受けた。
まだ手のひらに乗る程の小さな仔猫で、1匹は黒♂もう1匹はサビ♀だった。
サビの方は目が病気らしく、目ヤニが酷くて開けられない状態だった。
大和達を引き取ってまだ数ヶ月…
やっと一息ついたところだったので、色んな意味でかなり厳しかったが
他に面倒を見てくれる人が居なかったので、我が家で里親さんが見付かるまで育てる事になった。
捨てられる前は誰かに飼われていたらしく、人懐っこくてとっても可愛い子達だった。
獣医さんの所見では、生後一ヶ月位だろうとの事で、一ヶ月前の6月9日をとりあえず誕生日とした。
サビの子は目の病気を長い間放置されていた所為で、瞼の粘膜がくっ付いて目が開けられない状態だった。
病院で切開して貰い、目薬と軟膏で根気良く治療してあげたお陰で、数週間後にはすっかり綺麗な目に戻った。
2匹共コクシジウムの駆除が厄介だったが、それ以外は何の問題も無く元気に育ってくれた。
(※我が家では野良猫を保護しても、駆虫と血液検査で伝染病が陰性と判るまでは
 隔離してお世話しているので、ウチの子達と接触させておりません。勿論トイレも別々。)
兎に角可愛い子達だったのだが、もうこれ以上家族を増やす事は出来なかったので
今度はボランティアさんを介さずに自力で里親探しをしてみる事になった。
人通りの多そうな時間帯に、近所のダ○エーの前でケージに2匹を入れて
引き取り手になってくれる人が現れるのをひたすら待った。
諦めかけた頃、5歳位の男のお子さんを連れた20代前半の若いお母さんが、♀のサビが欲しいと名乗り出てくれた。
普通であれば里親さんお宅まで連れて行くのだが、今回はちょっと手抜きをして我が家に引き取りに来て貰った。
そこのお宅では、まだ1歳にならない小さな男のお子さんがもう1人居る。
引き取りに来た時は、上のお兄ちゃんとお母さんの2人だったのだが
サビの子は捨てられる前、子供にイジメられた経験でもあるのか、子供を見ると異常に恐がり逃げようと必死になった。
引き取りの際はキャリーバクを用意するように伝えたのだが、何かの都合で当日までに用意できなくなったそうで、仔猫がやっと1匹入るような小さいプラスチック容器を持って来ていた。キャリーバックを貸すと申し出たのだが『車で直ぐの場所だし、これで大丈夫であろう』と言う事になり、私は猫が苦しくならないようフタは少し開けて欲しいと頼むのが精一杯だった。
小さな容器に入れられて、あんなに怯えた表情を見せたのは初めてだった。
サビを乗せた車を見送って、私も暫く涙が止まらなかった。
不安そうな鳴き声と顔がいつまでも脳裏に焼き付いて胸が苦しかった。
翌日どうしているか様子を聞きたかったが、向こうから連絡が来るのを待つ事にした。
里子に出して3日後、何の連絡も無かったので、とうとうシビレを切らしてこちらから電話を入れてみた。
子供が恐くて日中はずっと冷蔵庫の裏に隠れっ放しで、子供が寝入る時間になると出て来て餌を食べたりトイレに入ったりしているとの事…。
大人の膝には乗って来たりして可愛いのだが、さすがにこの状態では猫の方が可哀想なので、迷惑でなければお返ししたいと相談された。
こちらとしてはふたつ返事で了解!
数日後、下のお子さんを連れて、菓子折りまで持ってサビを返しに来てくれた。
上のお兄ちゃんは名前を付けて可愛がっていたそうなのだが、お兄ちゃんには返す事は内緒にして来たらしく、帰ったらどう説明しようか悩んでいるようだった。
さておき、また2匹は暫く一緒に暮らせる事になり、サビもまた直ぐに元気を取り戻してくれた。
自力での里親探しは難しいと言う事になり、サビだけはウチの子にしたいと言う思いもあったが、とりあえず2匹を以前お世話になったボランティアさんにお願いする事にした。
直ぐに♀のサビが欲しいと言う若いカップルが名乗りをあげたのだが、私は前回の辛い思いがまだ消え去っていなかった為、恥ずかしい事にその場で泣き出してしまい、結局♂の黒の方を引き取って貰う事になった。
その後、色々考えた挙句、サビの子は我が家で引き取る事になった。
夏の暑い日に我が家に来たので『小夏』と名付ける。
世話の焼けるイタズラもあまりせず、食べ物の好き嫌いも無く本当に手の掛からない良い子であったのだが、2005年の11月下旬、突然頻尿に襲われ、尿検査の結果膀胱炎である事が判明。
注射や飲み薬で血尿は直ぐに良くなったが、療法食に変えても結晶がなかなか消えずに今も定期的な通院が続いている。
2007年の暮れには軽い癲癇の症状が現れ、その後も一度だけ発作が起きたが、現在のところは落ち着いている状態。


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