いよいよここまできたか。
授与品のグッズ化に反対する神職が少ない中、尊厳上、税制上においても、このままでは、商品と変わらない「もの」が当たり前になっていく恐れがある。
神社に「かわいい」「やばい」を求めさせていいのか?
昨今、神棚とは思えないものが製作販売されて、尊厳を守る側が、「畏怖」という姿勢を置き忘れ、安易な理由をつけて宮型概念の解体を図っていたが、まるで、ゆとり教育の円周率を3にした如きものをつくってしまった。その影響も調査せず・・・である。
家庭にお札が頒布されるのに、お札立てを子ども対象とすることは、相手をバカにしているのではないか?
少しでも身近にという考えには理解できるが、神職側が神社や神様の尊厳を無視してまでして行うことなのだろうか?
幼少の頃、拝殿から幣殿にあがることに緊張していた自分がいた、二階にあった神棚の近くにいくときもそうであった、この先には恐れ多い神様の鎮まるところと思うが故である。
真剣に神様を祀る神職の背中を見せずして、安易な方法にすすんでいる昨今、神社界はどうなっていくのだろうか?
近年の「商品守り」のあとは、「商品札」がでてくる日も近かろう。
神社の本殿も、いつか、想像だにしない建物になっていくかもしれない。
その先は、、、、