10月30日、佐賀県の武雄市に行ってきました。
目的はここの市役所が“営業部”を創ったのでこれを調べに行ってきました。
前々から気になっており書物やネットにて調べてましたが、
日程調整ができ訪問することができました。
この部署を私自身の考えでは民間企業のように“営業”専門の部署だと思っていたのですが、どうやら違うみたいで以前にあった“経済部”という部署を“営業部”としたみたいです。しかし、いままでのように事務面もこなしますが、役所の方も“外に出て武雄を売る”という意識づけができたとおっしゃっていました。
以前のように事務面もこなしながら外に出て営業することもできるのかと不思議に思いましたが、事務面に関しては縦割りによる事務を削減することにより外に出る時間を作っているとのことでした。
また、何かがあるから売るのではなく、とにかく“売る”ことが重要だともおっしゃっていました。
こちらの市長はほぼ毎週東京へ行っているみたいです。行動力がありますね。
なぜ東京かと言いますと、狙っている地域は佐賀県だとか九州ではなく、全国を見ているということでした。そこで、佐賀市や福岡市に行くのではなく、東京へ行き全国発信を意識しているとのことです。
私は“まちを売る”ということに関心を持っています。人に住んでもらうためにも、人に来てもらうためにも、人に働いてもらうためにも・・・。
この武雄の事例がそのままそっくり伊丹市に活かせるかと言えば検討する課題は多いですが、大きな参考になりました。
写真は市役所玄関です。私一人しか行っていないのにえらい歓迎ぶりでした。
貴重なお時間を割いていただいた関係者の方、本当にありがとうございます。