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すぎはじめのブログ

伊丹市議会議員
“すぎはじめ”のブログです。

政務調査費

2008年08月11日 10時47分15秒 | Weblog
昨日の新聞に阪神6市の政務調査費の使用状況が載っていました。
私自身、この手の記事にはあまり関心がありません。
政治家の質をお金の使い道だけに見ていないからです。
今言ったことは「だけ」であり、全くそこを見ていないということではないので誤解はされませぬように。

みなさんにとっても税金を払われている以上、公金の使われ道については関心があることは当然だと思いますし、あるべきだと思います。
しかし、そこだけを見られていては「良い政治」にはつながらないと思います。
もっと、普段の政治家の活動や政策に関心を持ってもらえればともいます。

マスコミに関して言えば、市議会レベルで記事になることはスキャンダルのことが主です。普段の政治を伝えてきたのだろうか?私自身、定例議会開催中にマスコミ関係者の方を見ることはほとんどない。
国会はよくニュースにもなるが、日頃から市議会を伝えたことはあるのだろうか?よくニュースになる国会でもしばしば居眠りしている議員の姿が映し出されることがある。重要なのはそこではなく、議論されていることなのではないかと思う。

ただ、私はマスコミや市民のみに疑問を投げかけるつもりはない。
政治の側も伝えてこなかった。というよりも伝えきれなかったというところはあると思う。

私は、市の政治をもっと伝えなければならないという思いがあり、選挙後も駅立ちやポスティングを行っている。これがどれだけの効果を生み出すのかわからないが地道にでも続けていこうと思う。
チラシにも議会活動の報告だけでなく、政治家がどのようなことをしているのかを知ってもらえればと思い「議員(私)の1週間」も公開した。
また、政務調査費も公開した。これは、ただただ「私がこれだけ使っているよ」ということを伝えることを目的としたのではなく、議員活動にはお金がかかるということ、そしてなによりも、議員のもらうべきお金はどれだけなのかを議論してもらいたいという思いがあり公開した。選挙中によく市民から「議員の報酬を半分くらいにして名誉職になればいい」という意見をいただいた。
しかし、私は市の方向性を決める議員の仕事はそれなりの価値のある仕事だと考えているし、それなりの価値の仕事をしなければならないと思う。これは私自身への戒めでもある。

この記事で私の伝えたいことが全て伝わっているのか、それだけの文章を書けているのか自分自身でもわからないがある程度の思いは語れたと思う。
また、誤解を受けられるのではないかということも覚悟で書いた。
そして、この記事で、私自身に未熟さを感じる方もいよう。私も将来この記事を振り返ったときにそのようなことを感じるかもしれないが、これが今の私であることは間違いない。

この記事はけして、マスコミや市民を非難する意図で書いたものではなく、疑問を問いかけたにすぎない。そのことは誤解を受けないでもらいたい。

視察報告

2008年08月11日 10時10分27秒 | Weblog
生活企業常任委員会の視察報告です。
三次市の水道事業民間委託化と尾道市のバス事業民営化の視察に行ってきました。
特に印象に残ったのが尾道市です。
公営バス事業において一般的に課題とされているのが人件費です。伊丹市でも人件費が7割(収益的収支及び支出)になっています。
尾道では職員給与を「地場に合わせる」すなわち「地域民間並」となるようにしていっているとのことです。当企業の社長(元交通事業管理者)さんは淡々と話されていましたが、相当の苦労があったのではないかと思います。
同席している委員一同感心して聞いていました。

鉄軌道の状況など伊丹市には伊丹市の事情があり、すぐさま民営化にすることなどと尾道のことをそのまま受け入れるべきだとも思いませんが、参考にすべきところが多くありました。


公務員との交流

2008年07月28日 13時28分01秒 | Weblog
金土日は公務員の勉強会にお邪魔していました。
金曜は尼崎市の職員さん中心の意識改革研修に行ってきました。
業務終了後に有志が集い、講師にいわゆるキャリアの若手国家公務員を招き、自分がどういうことをしてきたのかを中心に話していました。
どういうことをといっても政策的な面もあるのですが、どちらかと言うと意識改革がテーマですので、どのように行動してきたのかというところが中心でした。
また、地方分権についての問いかけもなされていました。

土曜日は川崎市で行われた「自治体職員有志の会」に参加。
片山・武村元知事の講演。斉藤知事や三鷹市長、そして職員を交えてのパネルディスカッションがなされました。
ここでもテーマは地方分権で、首長の現役時代に感じたことや自立する気概への問いかけなどを聞いていました。

日曜日は「有志の会」のさらに有志のメンバーが平塚市での宅老所と言われる福祉施設の見学に。
伊丹に帰ってきてからは、盆踊り2つお伺いし、市民との交流を。



金土日と研修会に参加していましたが、研修会も身になることばかりでしたが、
やはりざっくばらんに話ができる懇親会がとても身になります。
お酒を酌み交わしながらではありますが、受け身である研修会ではできない様々な職員さんとの議論や意見交換がとても楽しいです。



さて、今回は地方分権がテーマでしたが、私は地方分権推進派です。
今も分権改革の議論がなされており、報道でもよくされているところです。
日本列島それぞれの事情それぞれの風土がある中で全国一律に基準があることは場合によってはではありますが、おかしいのではないでしょうか?
総務省の都合での分権でなく、それぞれの地域のための分権が必要なのでしょう。

海の日の3連休はいかが過ごされましたか。

2008年07月23日 08時32分19秒 | Weblog
19・20日と青年会議所の全国規模の研修会に、20日帰宅後に盆踊り、21日は勉強会運営の会議、そして市民相談といった日を過ごしていました。

19・20日の青年会議所の勉強会では「日本のあり方」「地方分権」「安全保障」「政治家の役割」についてのセミナーに参加しました。
私の今の職業に関わるところの「地方分権」では現在の動きや首長の立場からの主張を聞くことができました。
国の成長過程においてはまとまらなければできないことが多く、中央集権だからこその役割があったのでしょうが、安定成長期に入った今では国のやるべきこと、自治体や地域でやるべきことを今一度検討しなおす時期に来ているのだと考えています。

20日この研修会から帰り夜は盆踊りに参加。ここに来ると市民活動地域活動の一端を見ることができます。

21日は会議に。今、秋から始める政策立案の勉強会を他自治体職員・民間企業・大学生の仲間と企画しており、その講座日程など運営を議論する会議に行ってきました。この3月から2週間に1回程度集まり、会議を重ねてきて、この勉強会の意義から議論してきて、ようやく形が見えてきたところです。受講される方にとって納得のいく勉強会を運営するためにももう一がんばりです。
会議が終わり、伊丹に到着してからは、まちの中でお会いした方の市民相談をうけていました。


写真は横浜での様子です。

大学のゼミと市内一斉清掃

2008年07月13日 13時37分19秒 | Weblog
昨日から立命館大学のゼミに参加していました。
着くと学生さん個人の「環境」をテーマとしたプレゼンをしており、その後、学生さんとともに焼肉屋さんへ行きました。
このゼミは学生のみならず、自治体職員も総計10名近く参加しており、焼肉をつつきながら社会人×学生の会話が花開きました。
そして、焼肉が終わると大学に戻り、「社会人と話をしよう」ということで社会人一人につき学生が1~2人が来て、苦労話や成功談や単時間ではあるが社会人の生の声を聞く時間を過ごしました。私は4・5組を相手したでしょうか。学生さんにとって社会は見たことがない分わからない世界なんですよね。私もどこまでの事が出来たかわかりませんが、学生が社会人とより多く接点を持つことはいいことだと思います。

幼から大までの教育が枠の中だけで行われており、社会との接点があまりにもなさすぎることは問題だと感じています。

で、そのコーナーの後は朝まで生会話です。お酒を酌み交わしながら太陽が出てきそうな時間まで話をしていました。

そして、翌朝、早朝に南草津を出て、伊丹での市内一斉清掃に参加してきました。

西高勝利

2008年07月11日 16時22分06秒 | Weblog
スカイパーク記念式典の後、すぐに尼崎記念球場へ、母校西高の応援に駆けつけました。着くと、直前に市高の試合が終わったところで、商店街活性化プロジェクトでいっしょに活動をしている生徒さんがおり、市高も勝ったとのこと。
伊丹勢の勝利があり、幸先のいいところで応援態勢に入りました。
西高は見事勝利!後輩たちの活躍ぶりに感激しました。

スカイパーク記念式典

2008年07月11日 16時14分54秒 | Weblog
スカイパーク完成記念式典に参加しました。

地域と国との長年の交渉の結晶を感じることができる式典でもありました。

ここがどういうところかは私がここで書くよりも行ってみた方がよりわかるのではないかと思います。

写真は他の市議と写っているところです。
右から岩城市議・藤原市長・加藤市議・ヒコまる君・大路市議・石橋議長・吉井市議・私

ロハスな生き方

2008年07月07日 23時05分32秒 | Weblog
今、私は2年間行われる県の研修会に参加しており、それは参加する市民が各々のテーマに分かれてグループを作り、テーマに合わせた講座を行うというものです。

私はその中でも「国際理解・多文化共生」をテーマにしたグループに参加しており、9月に我々のグループ担当の講座を行います。
そこで来日してロハスな生き方をしている外国人を取り上げることとなり、その前取材として出町柳に行ってきました。

物質的な豊かさを求めてきた日本人が置き忘れてしまった豊かさがあるのではないでしょうか?物質的な豊かさの恩恵を育ってきた私なのでそれを全否定するつもりはないが、様々な価値観の中であるべき姿を考え直すことができる講座を作れればいいのではないかと思います。