「紫の結び(一)」(荻原規子訳・理論社)を読み始めた。
源氏物語のほぼ直訳版。
荻原さんが好きなので
源氏物語を彼女の文章で書いたものだと思って読んだら違った。
でも源氏物語を見る目が変わった。ハマるひとがいて、読み継がれるのわかる。
登場人物にリアリティがあって、風景や動作や生活の描写がこまやか。
或いは、ちょっとした言葉選びに荻原さんの影響があるのかもしれないけど。
漫画も映画も原文も、なんかいまいち入ってこなかったけど、
これを読むと登場人物が息して動いてるのを見るような気持ち。
紫式部すごい。
だけどというかだからこそというか、源氏物語読めないわー。
リアルであるがゆえに、光源氏が生理的に無理。
若く情熱的でそれゆえに大胆で身勝手。好みじゃないわー。
そして紫の上を引き取るくだりが、あらすじで知ってた以上に変態すぎる。
「犬君(いぬき)が雀の子を逃がしつる」の紫の上はめっちゃかわいいけど
挙動も言動も本当に幼い普通のこどもとしてかわいいので、
彼女を引き取りたいってしつこくて声聞かせろとか恋文送るとかの源氏は
ロリコンというより犯罪者としか。
読みたい気持ちはあるけど源氏がなー。
この先読めるかなー。