昨年来、時代小説が好きになりつつ、探訪とか繰り返しているが、今回は、完全フィクション物を読んでみることにした。
藤沢周平著の、用心棒日月抄 シリーズを全巻挑戦してみよう。
このシリーズ、全4巻(400頁超x4)であるが、内容は短編の集まりで結構読みやすい感じだ。
また、短編の集まりと、主人公の脱藩した経緯&しがらみ的事件が全篇に渡って描かれており、長編小説的面白さも味わえる。
主人公 青江又八郎 は家老大富丹後一派による藩主毒殺に気づき、許婚の父親に相談した。しかしその父親は家老一派に組しており、青江に切りかかったため、青江は返り討ちにしてしまった。青江はやむを得ず脱藩し江戸に向かう。江戸では、人足仕事や用心棒などで慣れない浪人暮らしの糧をえる青江であったが、同時に家老一派からの追っ手に立ち向かうことになる。
という、トホホな境遇を背負って、江戸で おやじな用心棒ライフ を営むという内容である。
今、1巻目を読み始めたが、風景描写や、格闘シーンの殺陣描写も結構細やかで、人情味あるSTORYと美味く溶け合って面白そうだ。
また、天下泰平の将軍綱吉時代が背景なので、江戸庶民の暮らしぶりの描写も興味深い。
藤沢もののふワールド へいざ!
俺も、学生時代を過ぎて読書しなくなりましたが、昨年、手始めに1冊よんでみたら面白くて、30年ぶりに再開しました(^_^;)
結構、はまりますね~
忘れかけている日本人の大切なものを思い出させてくれるような気がしますね。
どうも!歩いているよっさんの画像観ました(笑)
江戸を舞台にした小説が多いので、江戸在住のよっさんはとても楽しめると思いますよん。
でも興味はあります...やまさんのブログ読んでると勉強する気がおきますです。
今年はどれか一時代、流れだけでもいってみますかぁ~と思います(笑)