【ほんとにあった!呪いのビデオ】末弟の挑戦

「ほんとにあった!呪いのビデオ」について
面白おかしく語っている・・・つもりですw

パート11「エレベーター」 VS パート12「夜の散歩」

2005-09-24 | ほんとにあった!呪いのビデオ11~15
「フェイク」であることを前提として書きます。
比較の対象にならないほどの出来の優劣でありますが、あえて・・・。

何故、この2作品をあげたか・・・。
双方とも「現在進行形で認識される‘現物出現’の恐怖」だからである。
撮影者自身が霊?の存在に気づいたと言う恐怖?の映像だからである。

まず「エレベーター」から。
これは、投稿者(撮影者)が一人でエレベーターに乗り込み撮影。
窓ガラス(自分の正面)を映したところ、窓に写る自分の背後に老人が写っていた。
咄嗟にカメラを背後(とは言え、またも自分の正面)に向けたが誰も居ず。
エレベーターを降りた後も、振り返り映す念の入れようであるが
いかんせん幼稚すぎはしないか?
指摘すべきは2点。撮影の動機と事象の位置である。
「これを撮る為にカメラを回しました」と言わんばかりの意味のない撮影。
テスト撮影とは言え芸がなさ過ぎる。友達と話しながらでもやってくれれば
味も出ようが、残念、付き合ってくれる友達がいなかったのだろう。
事象の位置については、硝子に写った自分の背後というのがまた作りやすい。
振り返ったとは言え正面しか映していない。
即ち、自分の方にカメラを向けていない。
前しか映さないのだから、背後に人が潜んでいようと
撮影者のケツの臭いを嗅いでいようと、振り返ったところで写るはずもない。
霊はあなたの後ろにいるんですよ・・・。(志村ぁ~!うしろぉ~!)
でも結構、練習しただろうね・・・。

次は「夜の散歩」(自販機の女)。
これは、犬と友達?彼氏?と夜、散歩に行った時
デジカメの動画機能を使って撮影していたら
自販機とゴミ箱の間から不気味な女?の顔が覗いていたと言うもの。
撮影者はあまりの恐怖に走って逃げ出している。(ちょっと笑っているけど・・・)
この場合、撮影者以外の人間もいるので撮影目的としては許せる範囲である。
そして事象であるが、自販機の裏に置いておく(待機させる)だけで良い簡単なもの。



「フェイク」を前提として書いておりますが
この両者には決定的な違いがあります。
撮影者自身が「ビビッた」か否か・・・
言い換えれば、その事象の存在を予め知らされていた(知っていた)か、否か。
「現在進行形で認識される‘現物出現’の恐怖」には必要不可欠なことであります。
撮影者がビビッてないものをどうして視聴者がビビれるものか・・・?

「夜の散歩」は「ガチ」と思いたい作品の一つなんですけどね・・・。
この手の「女霊」が連発してるからな・・・。


最新の画像もっと見る