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ステンレス鋼の歴史は必須成分であるCrの発見に始まる。18世紀末にフランスの分析化学者Vauquelinは、絵具として珍重されていた”シベリアの赤い鉛”から新しい金属を発見し、その化合物の色が多彩なので、ギリシャ語の”chreme”と名付けた。金属Crは融点が高く、また酸に侵されにくいことがわかったが、たいへんもろかったので利用されなかった。
出典:ステンレス協会編(長谷川正義監修)ステンレス鋼便覧-3版- 2003.7.31初版3刷発行 日刊工業新聞社
ステンレス鋼の歴史は必須成分であるCrの発見に始まる。18世紀末にフランスの分析化学者Vauquelinは、絵具として珍重されていた”シベリアの赤い鉛”から新しい金属を発見し、その化合物の色が多彩なので、ギリシャ語の”chreme”と名付けた。金属Crは融点が高く、また酸に侵されにくいことがわかったが、たいへんもろかったので利用されなかった。
出典:ステンレス協会編(長谷川正義監修)ステンレス鋼便覧-3版- 2003.7.31初版3刷発行 日刊工業新聞社