鈴木卓の気の向くままに 

「ああ、いっぺん言うてみたかった」、「日常のたわいない出来事」など、皆様へのお便りを発信いたします。

“びっくりしたお医者さん”

2012年08月30日 | Weblog
日本テレビの“サンマ御殿”を観ていたら「ビックリしたお医者さん」のコーナーがありました。
その番組に便乗して私の体験も....

◆近所の整形外科医院で“足首の痛みの部分”をレントゲン撮影した時の場面で...。

「動かないで!」、「はーい、大きく息を吸って、止めて!」、バシャ!...で撮影終了。
足首の撮影に「息を止めて!」はないだろうと、私は笑いをこらえるのに必死だった。
再び診察室に戻った時にその理由はわかった。

シャッター・スゥイッチはレントゲン室から遠く離れた医師の机の上に備えられ、「先生準備ができました」と看護士が医師に伝えると、どの部分の撮影するのかも把握しないまま“「動かないで!」、「はーい、大きく息を吸って、止めて!」、バシャ!」と,オウムのように呪文を唱え遠隔操作でシャッターを押していたのだった。

◆この話を友人にしたら、彼の体験も話してくれた

腰痛で診察を受けにいったのに「下着をめくって...」と胸に聴診器を当てられ、「大きく息を吸って! 吐いて!」。
私はその指示に素直に従っていた彼の顔を想像しただけで吹き出し、それこそお腹が痛くなるほど笑いが止まらなかった。
原因は次の患者さんとカルテの順番が違っていたのだとか!

◆足がかなり腫れ上がり床に付けないほどの痛みが走った...

そこの医師は私の腫れ上がった足には触れようともせずに「ああ、通風だよ!」 と言って看護士に採血の指示をした。
血液検査の結果を聞きに翌週行くと「何でもないよ!、痛い時にはなるべく歩かないように!」。
私は何の質問もする気にならなかった。

・足首が赤く腫れ上がっているのに“何でもないよ!”はないよね。
・痛い時には歩かないように...“歩けないよ!”
・血液検査に反応が出なかったら“なんでもない”の診断には呆れるが、医師としての診断・判断、さらに“医師のカン”ではなく全て検査結果の判断ならばコンピュータで診断できてしまう筈だよね。


最後の話は“ビックリ”ではなく“呆れた”話でした。

“感動のブラスト!”

2012年08月30日 | Weblog

数年前だったか?
私の姪から「おじちゃん“ブラスト”を観たんだけど凄い! 感動した!」と興奮気味に電話をしてきた。
“ブラスト”って初めて聞く言葉だったので何やらわからず説明を聞き、その後に私も「渋谷オーチャードホール」に出かけてみた。
なるほど凄い!。“感動する!”その理由が判った。

“ブラスト”は総勢50人程(もしかしてそれ以上かもしれない...)で管楽器とパーカッション、そしてバトンを組み合わせたパフォーマンス集団ですが、まるで“ブラス・バンドをショウ・アップ”した感じです。
“聞かせる、見せる、そして超絶技巧”をスピード溢れる展開で進行するパフォーマンスは会場の聴衆を釘づけにしてしまいます。

先々週この集団の宇都宮公演に行って来ました。
チケットは好調な売れ行きらしくネットで予約したが3階席しか確保できず、ステージからはるか遠く離れたその席で「8500円」は“高い!”の印象を受けたのですが当日の会場は当然ながら満員の聴衆。

私の隣の席は“娘二人を持つ夫婦とおばあちゃん”の5人家族。
末娘(17歳の高校生)がアルバイトして家族全員を招待したのだという。
何時もはおばあちゃんは直に居眠りを始めるのだそうですが「ああ素晴らしかった!」と眠ることなく最後まで鑑賞し満足そうに帰っていきました。

昨今のブラス・バンドブームに加え、中高校生も含む広い年齢層で埋めつくされていましたが、これほどまでにショウ・アップし商業的な作品に仕上げるアメリカ人の感性は“凄い!”の一語に尽きます。
またPA装置で半ば暴力的に音量を拡大すコンサートの多い中に自然で美しい音色は心を和ませてくれました。




“真夏のスポーツ観戦”

2012年08月21日 | Weblog
オリンピックと高校野球はスポーツ・オンチの私でもつい夢中になってしまいます。

特に女子バレーと女子のサッカーは“ハラハラ・ドキドキ!”状態での観戦。
それに比べて柔道とレスリングは多くのメダルを獲ったにも拘らず“柔道とレスリングと相撲がミックスされた”ようにしか映らずただユニフォームの違いでしか区別できず、このようにルールを知らない私には勝敗の意味すらわからなかった。

男子陸上では“100メートル10秒の壁”を「いつ、誰によって破られるのか?」と長年待ちわびていた時期がありました。
しかし誰か一人が達成したとなると“9秒台”の記録を出す選手は続々と出現する。

3歳から始めた卓球の愛ちゃんを負かす中国の選手は“一体何歳から始めたのでしょうか?”

高校野球なのにまるでプロ野球並みの“140km/h 以上の速球投手、その球速に負けずホームランを打ち返す打者も出現する。
かつて日本のプロ野球界では大リーグで通用するのは“王、長嶋・金田の3選手だけ”とさえ語られていた記憶がありますが現在ではたくさんの日本人選手がアメリカ大リーグで活躍する。

運動能力以外にも、“名人でないと弾けない!”とされていたピアノの難曲を、今では中学生が弾きこなしてしまう例があります。知られているモーツァルトの天才ぶりに対して、それに匹敵する、あるいは越える人物は日本の中にもたくさん潜んで居るように感じています(いづれも創造的な部分を省く)。でもそれを計測する方法は見つからない。だから私の歳でも続けられるのかもしれない。

進歩なのか?
遺伝なのか?
方法論の違いか?

いづれにしてもこれらの能力に限らず、“足長で顔が小さい”明らかにその親とは違う体形の日本人が増え昭和の人間とは違う。となると環境が大きく影響しているのでしょうかね?



“ネエ お母さん笑ってよ!”

2012年08月19日 | Weblog
ベンチに腰かけている私の前を、母親の腕にぶら下り“ネエ お母さん笑ってよ!”とおねだりしながら通り過ぎようとする光景に出くわした。5歳くらいの男の子でしたが、あまりにかわいいおねだりだったので見ず知らずの私ながら“じゃー! おじさんが笑ってあげる!” と声をかけると当惑しながらも男の子は笑顔で応えてくれた。

これとは対照的に転んだ子供に“ちゃんと前を向いて歩きなさいって言ったじゃない!”、“だからころぶんじゃないって言ったでしょう!”などと子供ながらも納得いかないめちゃくちゃな論法でヒステリックに叱られながら通り過ぎる光景。
この母親は毎日がイライラしているのでしょうね。それにしてもこの理不尽な理由を押しつけられる子供の心の中はどのように形成されていくのでしょう。

その前後はわからないが、“ネエ お母さん笑ってよ”とおねだりする可愛い男の子の声を表情が忘れられない。
子供にとってお母さんの笑顔は百万ドル!!

そういえば私の子供のころこんな歌がありました。


朝はどこから来るかしら
あの山越えて丘越えて
ひかりの国から来るかしら
いえいえそうではありませぬ
それは明るい家庭から
朝が来る来る 朝が来る
おはよう おはよう

この歌を全国のご家庭に!