鈴木卓の気の向くままに 

「ああ、いっぺん言うてみたかった」、「日常のたわいない出来事」など、皆様へのお便りを発信いたします。

散歩で気がついた事!

2018年09月07日 | Weblog
我が家は国道に近い住宅地である。交通にも買い物にも日常的にはとても便利な条件を備えている。40代から50代の働き盛りに土地と家を求めこの辺に住んでいる人たちである。
しかし、その方々もすでに70歳を越え、高齢者となっているのだが子供と同居する家は殆どいない。息子や娘達は巣立ち、夫婦二人だけの家が圧倒的に多いようだ。最近この辺りを散歩していて気がつくのは、まづ、それぞれの家の前に車が無くなっている。
多分、高齢になり免許を返上し車を手放したんだと察している。あるいは年老いて体が弱ったり、伴侶に先立たれて家の周囲の手入れもする事が出来なくなったで、草ぼうぼうの荒れ果てた状態で住んでいた居たり。さらには住んでる様子が見受けられない。
施設に入居したのか?あるいは亡くなったのか? 一寸の間に様子が変化している。我が国の急速に進む高齢化を我が家の周辺だけでリアルに感じ取ることができる。
 
だけど他人事ではない。
私自身も「いつ免許を返上しようか?」と頭の中にある。買い物は近くでできるのだが、重い荷物になると数百メートルの距離であっても運ぶのは大変だ。
また市民病院は遠いし。勿論バスで行く手段はあるのだが、やはり車の便利さには敵わない。
やがて、いや、もうすぐそこに迫っている自分達の姿を見せられているようで切なくなるのだが「これが人生の最終地点」とドライに考えるより他はない。
こんな状態でも明るく生きた方がイイ!