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野球肩・野球肘・ゴルフ腰痛のプロ治療院(東京)🥎サエキ89メディカルトレーナーズ

「野球肘の治療 ジュニア編」

中学一年生に上がりたての硬式シニア選手。

当治療室の統計を取ると、中学一年生におけるケガや故障の発症の最も多い時期が5月~7月。

理由として上げられるのが、成長期であることはもちろんですが、

 

1 軟式から硬式になり、ボールが約20g重くなる。

2 バッテリー間、塁間が約3m広くなる。

3 バットも学童軟式(600g以下)から中学硬式(約800g)となり、体幹や各関節に負担が増す。

 

投手を除き、何でもノーバンで投げなきゃいけない、打者ではバットをしっかり振らないといけない

と意識し過ぎると、想像以上に出力がかかります。

その蓄積でケガが発症してしまうのが、この時期の5月~7月です。

球数制限が叫ばれる昨今、学童野球の試合を見るにつけ、残念ながらストライクが全く入らない・・

結果、必然的に球数が多くなります。そこで気持ちが切れて、適当な投げ方になってしまうことが

肘や肩を壊すという悪循環につながります。

規格やルールは変えようがありませんが、個人的な意見として、ジュニア期はホームペースの大きさを

中学野球であればボール半個~一個分(学童は二個分でも良い)程度大きくして、

ストライクゾーンを広くしてみたらどうだろうと常に考えています。

打者はインコースのさばき方、アウトコースのおっつけ方が自然と習得できるようになりますし、

投手にも変化球を多投せずに、高校へ向けてもっとストレートの質、精度を高めて欲しいですね。

 

でも根底は・・この時期は技術よりもカラダ作りを優先させるべきかと・・

カラダが強ければ、いくらでも練習がこなせるようになる=上手くなるのも早い。

正直なところ、野球という競技は「大器晩成で良い」というのが、私の持論です。


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  元読売巨人軍トレーニングコーチの鍼灸マッサージ治療室

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  肩ひじ関節、腰痛等 スポーツ障害の治療スペシャリスト

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