末廣正美デザイン事務所

建築意匠デザイン
商業空間デザイン

新橋「むさしや」

2011-05-08 08:52:43 | 日記
久しぶりの友人から着信がありリダイヤルすると間違いコールだった。
でも何年振りかの会話が弾み彼のやっている「むさしや」をネットで見てくれと言うことだった。
学生時代からの40年来の友人で東京への仕事の時は必ずと言っていいくらい新橋に寄っていたのだがネットを開くと嬉しいことに情報が独り歩きしていると言っても過言ではない位溢れていた。
創業明治18年が効いているのか昨今のB級グルメが功を奏しているのか定かじゃない。
でも確かにボリュームたっぷりで美味しく昔懐かしい味なことは間違いない。
百五歳で亡くなられたおばあちゃんそしてチャキチャキの江戸っ子のおじさん・おばさんの代からの知り合いであるが「ひんばしのようしろばでようやっていたんだよ」と言っていたおじさんの言葉が懐かしく思い起こされてきた。
空間デザインの仕事をしているがあまりにも流行を追ったり綺麗な店舗・オシャレな店作りに没頭し過ぎていやしなかっただろうか?
華やかにオープンしては消え、消滅しては浮上してくる一抹の泡のようなものではないだろうか?
「十年偉大なり二十年畏るべし三十年歴史なる」という言葉があるが百年以上は畏敬の念を抱く。
何人も並んでいると悪い気がし、尻込みしていたがこれからは堂々と並んで食べる事にしよう。
新橋「むさしや」さんに栄光あれ!

古川さん個展に向けて作陶中

2011-05-02 12:07:23 | 日記


連休明けの個展に向けて制作中です。

敷地選びから始まりショベルカーを手に入れ孤軍奮闘し山を切り開き整備して

建物を建て10年の歳月が費やされやっと全貌が見えてきました。

20人からいた生徒さんを断り自分の仕事がしたいということでここまでやってきました。

途中何度か個展を開こうかという焦りもあったようでしたが完璧に近いもので発表しようということで

天草に土を買い求め、都城に土を探しに行ったり焼き上がりを見るため50度ずつ燃焼温度を上げ

酸化・還元の状況を見てはテストピース作りを繰り返していました。

鹿児島には薩摩焼という伝統工芸がありますが

単なる工芸に終わらず芸術として昇華させてほしいものです。

古川さんの詳細は彼のブログに書かれていますので

興味のある方は是非 http://hiro-furukawa.blogspot.com/

建築士と建築家

建築士と建築家は基本的に違います。