新星空の友

夜明け前、金星とアルデバラン接近を撮影しました

 夜明け前、明けの明星(金星)とおうし座アルデバラン接近を撮影しました。
 7月13日夜明け前、曇り。雲間から最盛期のネオワイズ彗星(C/2020 F3)を撮影できるかもしれないと思い、午前2時過ぎに目覚ましで起床しました。
 自宅庭へ出て空をチェックしますと、曇りです。下弦の月が見え隠れしています。雲間からF3ネオワイズ彗星の撮影チャンスがあるかもしれませんので、高台「カノープスの見える丘」へ車で行きました。
 高台へ着いて空をチェックしました。雲ばかりです。少し雲間もあります。金星とぎょしゃ座カペラが見え隠れです。
 撮影チャンスを待ちました。先に金星とアルデバラン接近の撮影チャンスが来ましたので、雲間から固定撮影しました。
 双眼鏡を使ってF3ネオワイズ彗星を捜しましたが、見つかりませんでした。カペラを基準星にしてF3彗星の予報位置付近を撮影しました。カメラモニターでチェックしても彗星像は判りませんでした。
 薄明と共に本曇りになり、午前4時過ぎにあきらめて帰宅しました。
 朝まで一眠りしました。起床後、朝食を済ませ写真チェックしました。
 やはりF3ネオワイズ彗星は薄雲や透明度が良くなくて写っていませんでした。
 残念です。最盛期のF3ネオワイズ彗星の雄姿を観察・撮影することができませんでした。
 ※後で撮影場所と地平高度を調べ直しました。地平高度9度以上でなければ、
  観えないことが判りました。撮影時のF3彗星高度は約6度でした。(7/13夜追記)

 次は梅雨明け後の夕方、暗くなりつつあるF3ネオワイズ彗星を観察・撮影する予定にします。
 
 撮影した写真を添付します。(拡大しますと、アルデバランがよく判ります)

明けの明星(金星)とアルデバラン接近
2020年7月13日03時19分38秒
露出2秒 18㎜ F2.8(絞り3.5) トリミングISO1600
大府市 気温20℃ ※こんな感じの曇り空でした



 

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