天文情報で月面V・X・Lを撮影しました。
2月1日快晴。月齢7.2(標準時正午)で月面Xが観察できる日でしたので、昼の所用を済ませ夕方から自宅庭へ撮影準備しました。
使用する望遠鏡はいつもの20cmドブソニアン望遠鏡です。コリメート撮影します。
夕暮れになり望遠鏡で月面を観ました。しかし、まだ月面Vが観えません。当然、X・Lも観えません。
先に夕食を済ませました。そして、庭へ出て望遠鏡を覗きました。今度はVが観えました。
次に月面Vが観えてからXが観えるまでの時間を測定しました。結果は約45分後でした。同様に月面Lが観えるまでの時間はXが観え出してから約1時間50分後でした。これだけの時間差があることが判りました。
撮影は18時過ぎから21時過ぎの3時間の長丁場でした。撮影の合間に重星撮影も行いました。(重星写真は次回にします)
風も吹いて寒いので、足首用の巻きカイロを使用しました。撮影終了時の気温は4℃でした。
撮影した写真2コマを添付します。(拡大しますと、よく判ります)
写真②の月面Lの上側に月面Vより小さい「月面小V」を見つけました。
新たな発見です。確かに「V」に観えます。どうぞご覧下さい。
①月面V・X・L
2020年2月1日21時02分09秒 露出1/250秒×6コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピースNPL40㎜
35㎜ F4.5 トリミングISO400 自宅 気温4℃
②月面X・L拡大と月面小V発見
2020年2月1日20時54分25秒 露出1/125秒×4コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピースSP25㎜
35㎜ F4.5 トリミングISO400 自宅