原爆と戦争責任

なぜ核兵器はなくならないのでしょう?なぜ日本人は非常識なのでしょう?

2007年8月6日 広島原爆投下の日 TV各局の放送内容

2007-08-07 21:08:54 | 原爆
2007年8月6日 広島原爆投下の日 TV各局の放送内容

1NHK
8:00(35分)広島平和記念式典 
導入で被爆者の姿を伝え、広島市長、安倍首相の発言をまま流す
14:00(7分)お元気ですか日本列島
広島の外人若者むけホテルで原爆について知り意見交換する様々な外国人の様子
21:00(10分)ニュースウォッチ9
原爆式典を短く、記録がない被爆直後の10年を被爆団体が調査している様子を伝え、ひどい火傷姿が記録フィルムに残るA氏の現在の生々しい傷跡を写す。

2テレビ朝日
21:54(5分)報道ステーション
久間発言をひき原爆は絶対悪であるで入る。式典を短く伝え、広島市長から政府へ厳しい注文があった事を軽く対比構図で示す。原爆症認定基準見直しをやや否定的に伝え、訴訟との関係は避けられぬ、安倍首相が国民に向かい合っていない、日本の政治家の原爆への認識がおかしいのではなどのコメントを古館と加藤が話す。

3TBS
22:54 筑紫哲也NEWS23
(13分)式典を短く伝え、広島市長から政府へ厳しい指摘があったとコメント安倍首相の嫌そうな顔で対立を示す。原爆症認定のは人気取りか?のコメント。新しく発見された1945.9.5撮影の広島の映像を伝える。侍従が来るのでやらせで遊戯をする孤児、病院で死者を焼く生々しい様子。病院で働いた人の証言。久間元大臣にしょうがない発言の真意を聞くがしらじらしく否定。原爆の恐ろしさを知るには「しょうがない」ではダメとまとめ。
(約5分)米国の原爆投下の認識。学校で原爆投下を正当化する教育を変えようとしても圧力がかかるとの証言、一方イラク戦争などで考え直す事が必要との市民の声。式典に参加する外国大使が47カ国に増えた意味が大きくなっているとコメント。
(23分Monday+枠)原爆症認定訴訟をしている被爆者を追うドキュメンタリー。遺族の骨を堀に行き爆心地に住んでいた、現在の認定基準では外れても明らかに原爆症になった被爆者。国の認定基準は直接放射線のみで残留放射能や内部被爆は考慮していない事を説明。被爆者を治療した医師が1s週間後入市した人が被爆者と同じ症状で死んだ例を語る。被爆後看護のために入市した女学生で、脱毛、発ガンしている。当時のまま残る救護所となった学校を訪れる。認定争う裁判での国の敗訴を伝え被爆者の体験を元に認めるべき。

4NTV
22:54 NEWS ZERO
(9分)式典を短く伝え、広島市長から厳しい指摘があった事を字幕と対比した映像で示す。認定基準見直しを伝える。体験者の老人による学校での聴かせ教育を日米対比して示し、米国では原爆輸送船の乗組員だった老人が原爆投下は正しいと伝えているのを示す。教科書、教師も同じ。アメリカ人の57%が正しかったとのアンケート。アメリカは悪かったとは考えたくない、なかなか変わらないだろうとのコメント。キャスターは日本政府が抗議したことはない、抗議すべき、正当化する理屈はないと明言。
(約5分)映画「夕凪の街桜の国」紹介、田中麗奈インタビュー。原爆の恐ろしさ平和の尊さを身近なものとして知った。若者キャスターが原爆を身近に知った体験をコメント、世界の人に原爆の恐ろしさを知って欲しい。