続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「完全なるチェックメイト」(2015米/ギャガ)

“『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイヤが伝説のチェス・プレイヤー、ボビー・フィッシャーの半生を演じた人間ドラマで、28年間もソビエトに独占されていた世界チャンピオンの座を奪取し、米国の英雄と賞賛された男の孤独と苦悩を描き出す。『ラストサムライ』『ブラッド・ダイヤモンド』のエドワード・ズウィックがメガホンを執る”

どちらかというと苦手なトビー・マグワイアだけど、伝説のチェスプレイヤーの強さ弱さを好演、彼でなければ出せない味わいで、ピーター・サースガードやリーヴ・シュレイバーなど曲者俳優たちとの相性もバッチリ。

何故チェスにのめりこんだのか、幼い頃の境遇などを織り込みながら、1950年代から1970年代の米ソを取り巻く世界情勢のちょっとした解説にもなっていて興味深いものがあった。
普段はあまりお目にかかれないチェス世界選手権の様子にもひきこまれた。

前半、後ろの席の男性が何度も咳き込んでいて、それがかなり高齢な方らしくて、発作を起こすのではないかと気が気ではなくて集中できなかったのが残念。

前の席が空いていたので移動したけど、結局、途中で退場して静かになってようやく落ち着いて観ることができた。

一昨年、肺炎になって、それでも映画館に通っていた自分としては気持ちはわかるけど、咳がひどい時は場外に出たりしていたので、それなりの配慮をしてほしいというか…辛さはわかるのでなんとも言えないけど(^^;

ストーリー
1972年。長年、ソ連人プレイヤー同士でチャンピオンを決めてきたチェス世界選手権に、アメリカ人のボビー・フィッシャーが挑戦者として名乗りをあげた。相手はソ連の王者ボリス・スパスキー。しかしフィッシャーは第2局に現れず、不戦敗になってしまう。


原題 PAWN SACRIFICE

115分

監督
エドワード・ズウィック

出演
トビー・マグワイア
ピーター・サースガード
リーヴ・シュレイバー
マイケル・スタールバーグ
リリー・レーブ
ロビン・ワイガート

TOHOシネマズシャンテ1 13:50~観客7割程/224席




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