続・とりあえずの映画鑑賞メモ

靖国 YASUKUNI(2007中国=日本)

“日本の近代を歴史的に語る上で、左右いずれの立場にとっても象徴的な存在となっている靖国神社…誰も知らなかった、歴史がここにある”

今日は日曜日なので、まずはお姑さまの様子見してから、川崎のチネチッタに行こうかとも思いましたが、そういえば、先週からキネカ大森でも上映されることになったこの作品の上映時間が昨日から変わって18:45の回ならなんとか大丈夫そうということで、いつもより1本早いバスで大森にダッシュしました

ご存知の方も多いと思いますが、この作品は公開が延期されたり上映館が変わったりと色々と問題を抱えた作品で、社会情勢的なことや、思想的なことに疎い自分の感想などは見当違いになってしまいそうなので、紹介にとどめたいところですが…。

内容は“日本人にとってもセンシティブなテーマである靖国を、日本在住19年の中国人監督、李纓(リ・イン)が10年にわたって取材した渾身のドキュメンタリーで、靖国神社を巡る知られざる歴史や、現在の靖国神社をとりまく様々な立場の人々の姿を、スケッチしたもの”ですが、鍛冶場で黙々と仕事をする刀匠の姿が印象的で、“靖国神社”でなく“靖国刀”のドキュメンタリーが観たかったかも、と思いましたが、「ヨコハマメリー」の中村高寛監督が助監督を務めてたんですね。

思想的なことは抜きにして、ドキュメンタリーとして「ヨコハマメリー」はとても面白かったので、あんな感じで刀匠の世界を覗いてみたかったというか…って、それだけではこの映画を撮った意味がないのかもですが…。

どちらにしても、靖国神社には入ったこともないし知らないことだらけだったので、カメラの目を通して覗くことができたことや、パンフの解説など色々勉強になっただけでも意義のある作品には違いないです、刀匠のうたう“容易に汚す勿れ日本刀”という詩吟の一節が耳に残りました

キネカ大森2 18:45~観客15人程/69席
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