続・とりあえずの映画鑑賞メモ

告発のとき(2007米)

“アメリカが目を背けた衝撃作…「クラッシュ」のポール・ハギス監督が、イラク戦争から帰還した一人の兵士を巡る衝撃の実話を映画化したミステリー・ドラマ”

今日は月曜日なので、いつものように早め帰宅目指して品川に向かいました

この作品は、最近よく目にする“イラク戦争もの”らしいので、私にはどうかなとも思いましたが、トミー・リー・ジョーンズやスーザン・サランドンが出ているので期待感もありあり、間違いなかったです、普通にミステリー・ドラマとしてもぐいぐい引き付けられて最後まで目が離せませんでした

内容は…“帰還後間もなく無断離隊したとの連絡を受けた父親が、息子の汚名を拭うべく行方を捜す中で次第に浮かび上がる過酷な真実を描き出す”ものですが、この過程に緊張感があってゾクゾクするんですよ。

そして、久しぶりにスクリーン登場のシャーリーズ・セロンのステキなこと
髪型も衣装も地味めで目立った様子もないのに、カッコイイというか、地元警察の女刑事役なんですが、彼女のこの役柄でスピンオフムービーを作って欲しいと思ってしまいました、上司役にジョシュ・ブローリンもいたし「女刑事エミリー・サンダース」なんてタイトルでシリーズ化したらヒット間違いなし…かも。

あと、予告編の時にちらっと見て、もしかして、と思っていたらやはりジェームズ・フランコも出ていたのが嬉しかったです。

それにしても、あのラストは…真相を描くとネタバレになってしまうので控えますが、戦争の恐ろしさを声高にでなく、こんな形で描かれることで身近な恐ろしさとして伝わってきました、戦争ものは苦手という方にもオススメかも

ちなみに原題は旧約聖書のダビデとゴリアテの話からきているんですね。
ゴリアテは、旧約聖書のサムエル記に登場するペリシテ人の巨人兵士で、羊飼いの少年であったダビデが投石器から放った石を額に受けて昏倒して自らの剣で首を刎ねられたことから“小さな者が大きな者を打ち負かす喩えとしてよく使われる”んだそうです。
この話を、女刑事さんに夕食を招かれた時に、トミー・リー・ジョーンズが彼女の息子に読み聞かせる場面がとても印象的でした。

原題:IN THE VALLEY OF ELAH

品川プリンスシネマ3 15:15~観客25人程/219席

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