続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「わたしはロランス」(2012カナダ=仏/アップリンク)

“彼は、女になりたかった。彼は、彼女を愛したかった。どこにも行けない《愛》に果敢に挑戦するふたりの、とても《スペシャル》な、ラブストーリー…23歳の気鋭カナダ人監督グザビエ・ドランが、女性になりたい男性とその恋人の10年にわたる愛を描いたラブストーリー”

「マイ・マザー」を観て以来、ずっと気になっていたグザビエ・ドラン監督作品なので観られてよかった、23歳にしてこんな作品を撮るなんて恐るべし!

内容的には、女になりたかった男を軸に彼の恋人、母親、同じ世界の人間たちを絡めての人間ドラマなんだけど、終わってみれば男女、同性どちらにしても、“無理は禁物、ぶれないで生きるのが一番”みたいな話だった。

3時間近い上映時間でいささか疲れもしたけど母親役のナタリー・バイが相変わらず素敵で、ロランス役のメルビル・プポーのイケメンぶりにもドキドキ。

というか、彼に限らず、女装してしまうとむしろ男っぽくなるところが不思議というか…中性化したオバサンの厚化粧が一番オジサンくさいかも(^^;

《モントリオールで暮らす国語教師ロランスは、恋人フレッドに「女になりたい」と告白する。そんなロランスを非難しながらも、彼の最大の理解者になることを決意するフレッドだったが…》

ロランス役に「ぼくを葬る」のメルビル・プポー。
フレッド役のスザンヌ・クレマンがカンヌ映画祭ある視点部門で最優秀女優賞に輝いた。

◆キャスト
メルビル・プポー, スザンヌ・クレマン, ナタリー・バイ

原題:Laurence Anyways
168分


キネカ大森1 18:35~観客30人程/134席




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