続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「四十九日のレシピ」(2013/ギャガ)

“母が遺したのは、人生の処方箋でした…NHKでドラマ化もされた伊吹有喜の人気小説を、「百万円と苦虫女」「ふがいない僕は空を見た」のタナダユキ監督が映画化。母が残したあるレシピによって、離れ離れになっていた家族が再び集い、それぞれが抱えた心の傷と向き合いながら再生していく姿を描く”

これは不思議な感触の映画だった。

タイトル出る前からの人物紹介も手際よくて、生活感もハンパないのに設定的にはリアリティが薄いみたいな…着地点も微妙に軸足がブレたように思ったけど、永作博美さんが好演、相変わらずいいとこどりの二階堂ふみちゃんや日系プラジル人役の岡田将生くんもご愛嬌でニヤニヤ。

故人の遺したレシピを具体的に再現される場面がもっと観たかったけど、“川は流れる”という題にしてもよかったくらいに川の流れも印象的で、最後は川に集約されるような終わり方でもよかったかも。

《妻の乙美を亡くして生きる気力を失っていた良平のもとに、夫の不倫で結婚生活が破たんし、離婚を決意した娘の百合子が戻ってくる。そして、そんな2人の前に、派手な服を着た不思議な少女イモが現れる。イモは乙美から頼まれていた四十九日までの家事を引き受けにやってきたと言い、乙美が残したというレシピの存在を伝える》

百合子役で永作博美が主演。父・良平役の石橋蓮司、イモ役の二階堂ふみらが共演。

◆CAST
永作博美、石橋蓮司、岡田将生、二階堂ふみ、原田泰造

129分

品川プリンスシネマ1(プレミアム)18:40~観客5人程/96席







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