続・とりあえずの映画鑑賞メモ

真木栗ノ穴(2007)

“あの場所を過ぎると懐かしくて恐いところでした…”

今日は水曜日ですが、旦那の野暮用が長引き、結局外出できるのが18時近くになってしまったので、今から2本観るならレイトショーも視野に入れないと、なんて、別に1本でも満足なんですが、とりあえず渋谷に向かいました

で、そうそう、レイトショーといえば、せっかくの機会なので期間限定で上映中の「ブリュレ」をレイトショーで観ることにして、まずはこちらから。

内容は…“古いアパートに暮らす売れない作家が体験する、摩訶不思議な物語をノスタルジックなタッチでユーモラスかつ官能的に綴る”ものですが、うんうん、なんか怖いんだけど可笑しかったりして、このところ「丘を越えて」や「休暇」など、なんとなく自分的には精彩を欠いた印象に思えた西島秀俊も久々にツボだったかも、可愛かったです(笑)。

何故“真木栗の穴”なのかは観てのお楽しみとして、主人公の役名が真木栗勉なんですね。
原作は「穴」という、山本亜紀子の幻想奇譚とのこと、どこまで原作が活かされてるのかは未読なのでわかりませんが、ロケーション的に、鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」を思い出したりして、夢か現か、あの世かこの世か、なんか狐の似合いそうな世界をうまく醸し出しているように思いました。

深川栄洋監督は「紀雄の部屋」や「体育館ベイビー」「同級生」くらいしか観てませんが、どれも小ぶりながらけっこう私は好きなので、相性がいいのかも、最新作は中村雅俊主演の「60歳のラブレター」で来年公開予定のようなので期待したいです

ユーロスペース1 18:40~観客30人程/92席
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事