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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)」(2014ハンガリー=独=スウェーデン/シンカ)

“今年のカンヌ映画祭・ある視点部門でグランプリの栄冠を射止めた、オリジナリティあふれるドラマで、ワケありで捨てられた飼い犬の行方を追い続ける少女の奔走と、捨て犬たちの人間への反乱をスリリングに描き出す。250匹以上の犬への演出が評価され、カンヌではパルムドッグ賞を併せて受賞。物語に込められた、痛烈な社会風刺にも注目”

こんなにたくさんの犬がスクリーン狭しと駆けまわる映画は初めてかも!

野犬収容施設や闘犬、殺処分場面などもあるので手放しではオススメできないけど犬たちの自然な表情や、飼い主の少女との交流など、犬好きなら観て損はないかも、人間も犬も心が溶けるのは北風ではなく太陽なのだという教訓も感じられた。

犬の飼い主である少女が学校のオーケストラに所属しているという設定なので音楽的な面白さも味わえたというか、担当していた楽器がトランペットというのも効果的だった!

犬たちが人間を襲ったり逆に人間たちに撃たれたりのシーンがリアルで目を背けたくなったけど、収容施設から連れてきた出演犬たちは撮影が終わると一匹残らず飼い主を見つけて引き取られていったのだとか、本当だと信じたい。

ストーリー
雑種犬に重税を課す悪法が敷かれたとある町。税のせいで父に飼い犬ハーゲンを捨てられた13歳の少女リリは、街中を必死に探し回る。その頃、安住の地を求めるハーゲンは施設で虐げられた犬たちと出会い、彼らを引き連れて身勝手な人間に対して反乱を起こす。


原題 FEHER ISTEN

119分

PG12

監督
コーネル・ムンドルッツォ

出演
ジョーフィア・プショッタ
シャーンドル・ジョーテール
ラースロー・ガールフィ
リリ・ホルヴァート

シネマカリテ1 18:15~観客20人程/96席




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