続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「シャドー・ダンサー」(2011アイルランド=英/コムストック・グループ)

“彼女に残された選択は、25年の刑務所暮らしか密告者(スパイ)になることだった…「マン・オン・ワイヤー」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したジェームズ・マーシュ監督が、愛する息子を守るため密告者として生きる道を選んだ女性の姿を描くスパイサスペンス”

こちらは前から気になっていたもののなかなかタイミングが合わず、ようやく観てみたけど、19日で終了なので観逃さなくてよかった!

主役のコレット役を演じたアンドレア・ライズボローが“話を引っ張るヒロイン”の魅力たっぷりで、冒頭の少女時代のエピソードから短いながらも彼女の家庭環境や弟への後悔の念などが伝わってきて、最後までひきこまれた。

息子を守る母親の気持ちも切なかったけど、娘を守ろうとする母親の思いも…おっと、ネタバレになるのでこれ以上は控えるけど、いろんな意味で最後の“選択”に胸が詰まる思いだった、最愛の人との死に別れの次に辛いのは究極の選択かも…。

《1993年の北アイルランド。ひとり息子のマークを育てるシングルマザーのコレットは、幼い頃に弟を死なせてしまったある事件がきっかけとなり、IRA(アイルランド共和軍)のメンバーとして活動していた。ある時、ロンドンの爆破未遂事件の容疑者として逮捕されたコレットは、MI5(イギリス情報局保安部)の捜査官マックから、このまま25年間投獄されるか、IRAの動向を探るスパイとして働くかの選択を迫られ、やむなくスパイとして生きることに。一方、MI5の組織内に怪しい動きを感じたマックは、「シャドー・ダンサー」というコードネームで呼ばれる、もうひとりの密告者の存在を突き止めるが…》

原作はイギリスのジャーナリストで小説家のトム・ブラッドビーによる「哀しみの密告者」

◆CAST
アンドレア・ライズボロー、クライブ・オーウェン、ジリアン・アンダーソン、エイダン・ギレン、ドーナル・グリーソン

原題:Shadow Dancer

シネスイッチ銀座2 19:15~観客30人程/182席





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