続・とりあえずの映画鑑賞メモ

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007仏=香港)MY BLUEBERRY NIGHTS

“失恋を癒すのは、ブルーベリー・パイと人生のまわり道!?…歌姫ノラ・ジョーンズとウォン・カーウァイが贈るラブストーリー”

今日は火曜日なので例によって大和→大森経由で、品川に戻りました

これ、予告編の時から楽しみにしてましたが、思っていた以上にいい感じで、「花様年華」や「2046」の時は一番楽しんでるのは作り手なのでは?勝手にやっちゃって~なんてイマイチ入りこめなかった私としては、久しぶりに楽しむことができたというか、最近のカーウァイ作品の中では一番好きかもです

といっても、ジュード・ロウとノラ・ジョーンズのラブストーリー的な展開を期待すると少し違うかも、内容は…“失恋したヒロインが、別れた恋人を忘れるためにあてのない旅をしながら、それぞれに愛を求め愛に傷つく人々と出会い、彼らと束の間の時間を共有していく中で新たな自分を見いだしていく”というものですが、入口と出口は確かにそうなんですが、そこに至るまでの“回り道”の中で出会う女性たちをレイチェル・ワイズやナタリー・ポートマンが演じていて、女性映画としての密度が高いというか…。

これが映画デビューになるというノラ・ジョーンズも女優女優した演技でなくて新鮮でした

タイトルにもなっているブルーベリーパイを焼く、お店のオーナー役のジュード・ロウがまた、いいんですよ。
ジュード・ロウといえば、端正な美青年という役柄がハマリそうですが、指もそんなにキレイじゃないし、頭髪もだんだん危なくなりそうだし…私としては「ホリディ」あたりの子持ちわけありおじさんあたりからの方が彼らしさが出てきて、どちらかというと、これからが勝負と思ってましたが、今回の作品で確信しました、金城武はハゲてはいけないけど、ジュード・ロウは大丈夫、頭が薄くなってもまた別な魅力を見せてくれそうです…って、別に頭髪のあるなしに偏見持っているわけではありませんからね、俳優さんとして見た時の印象ですから

というわけで、まだまだ書きたいことがありますが、やばいです、日にち修正はしていますが、さすがに10日以上も経ってしまうと感想も新鮮でなくなってしまうというか、とりあえずとっとと送信します

品川プリンスシネマ9 20:55~観客4割程/190席


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