続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「御手洗薫の愛と死」(2013/ダブルス)

“男は脅迫し、女はゴーストライターとなった…女優の吉行和子とロックバンド「SOPHIA」の松岡充が主演し、著名な女性小説家と若き男性作家が奇妙な縁で結ばれ、師弟関係を超えた愛憎劇を繰り広げる姿を描く”

これは、師弟愛とも恋愛ともとれる、崇拝や愛憎入り交じったラブストーリーで面白かったけど、一番の収穫は、吉行和子さん演じる御手洗薫の部屋のたたずまいと、自由席でゆったり観られる有楽町スバル座の映画空間が合っていて至福の時間をもらえたことかも!

“人は人生の終わりを感じた時、この世に何を残したいと思うのだろう”というテーマは今の自分にはあまりにも身につまされるけど、老年にさしかかっても、生き甲斐や張り合いを見いだせる相手がいれば、人はいくらでも新しい気持ちになれるということも改めて感じた!

《小説家の御手洗薫は、交通事故を起こしてしまい、被害者の息子で、小説家のはしくれだという神崎龍平に脅され、龍平のゴーストライターをすることに。脅迫から始まった2人の間には次第に親愛の情がわき、師弟愛でもあり異性愛とも言える不思議な関係が続く。しかし、龍平が若く美しい編集者と関係を持ったことにより、薫と龍平の関係は悲劇に向かっていく》

「ナースのお仕事」「BABY BABY BABY!」の両沢和幸監督が、自らのオリジナル脚本で手がけた。

◆CAST
吉行和子、松岡充、小島聖、松重豊、益岡徹
114分

有楽町スバル座18:45~観客15人程/270席







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