続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「もうひとつの世界」(1998伊/パンドラ)

“「ぼくの瞳の光」のジュゼッペ・ピッチョーニ監督がメガホンを取り、捨て子を拾ったことがきっかけで交流が始まる人々の姿を切り取る人間ドラマで、ミラノを舞台に、修道女やクリーニング店経営者らが人生の新たスタートを切るまでの過程を描く”

こちらも「ハートの問題」と同じく環境の全く違う二人が思いがけなく知り合うことから巻き起こるドラマだったけど、こちらは男女のお話で、しかも女性が修道女というところが興味深くて、赤ちゃんをめぐっての孤独なクリーニング店主とのやりとりに、そっと二人を後押ししたくなるところもよかった。

修道女役のマルゲリータ・ブイという女優さんが若い頃のカトリーヌ・ドヌーヴにも似て美しかったのも印象的だった!

《生涯を修道生活に捧げる覚悟でいる修道女のカテリーナと、クリーニング店を経営する独身のエルネストは、ある日偶然に知り合う。それぞれに孤独を抱えた2人は、共通の世界を広げていく》

主演はマルゲリータ・ブイとシルビオ・オルランド。
2002年、10年のイタリア映画祭で上映され、13年、同映画祭の人気作品を集めた特集「Viva!イタリア」で劇場公開。

◆CAST
マルゲリータ・ブイ、シルビオ・オルランド、カロリーナ・フレスキ、マリア・クリスティーナ・ミネルバ、ソニア・ジェスネール

原題:Fuori dal mondo

100分

キネカ大森3 18:30~観客20人程/40席








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