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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「シンシン SING SING」(2023米/ギャガ)

《米ニューヨークで最も厳重なセキュリティが施されたシンシン刑務所で行われている収監者更生プログラムの舞台演劇を題材に、無実の罪で収監された男と収監者たちとの友情を描いた実話を映画化。主演を、「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」でアカデミー賞にノミネートされたコールマン・ドミンゴが務めた。監督は「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」などの作品を手がけてきたグレッグ・クウェダー。》

これは前から気になっていたのでちょうど時間的にもよかったしということで久しぶりに有楽町に行って観てきたけど、がーん、思っていたのと違ったというか、無実の罪で収監された男を主人公にした告発映画のようなものかと思ったら、更生プログラムである収監者たちの舞台演劇を描いたもので最初のうちは何が何やらだったけど、演劇の本質について語られているような気もして、演じること=空想からの自由とかいろいろ考えさせられた。

なにしろ出てくる人たちが俳優さんとして知ってる人がいないのでドキュメンタリー風に思えて、虚実入り乱れた感じと思ったら、かなりの人数が本人役で登場していたとあとでわかって納得、しかも米刑事法改正活躍家だったり会社の顧客獲得スペシャリストだったり脚本家だったり、シンシン刑務所の元収監者で、舞台演劇プログラムの卒業生及び関係者である俳優たちが多数参加というのも見どころ?

華やかなスター出てくるエンターテインメント映画とだいぶかけ離れているので観る人を選びそうだけど、RTA(Rehabilitation Through the Arts)という、演劇、ダンス、音楽、文芸、視覚芸術などのワークショップを通年開催する更生プログラムのことやその効能などを知ることができたのは収穫だった。

☆あらすじ☆
無実の罪で収監された男、ディヴァインGは、刑務所内更生プログラムである「舞台演劇」のグループに所属し、収監者仲間たちと日々演劇に取り組むことで、わずかながらの生きる希望を見いだしていた。そんなある日、刑務所で一番の悪人として恐れられている男、通称ディヴァイン・アイことクラレンス・マクリンが演劇グループに参加することに。そんな中で演劇グループは、次の公演に向けた新たな演目の準備に取り掛かるが……。
※映画.comより

キャスト
コールマン・ドミンゴ
クラレンス・マクリン
ショーン・サン・ホセ
ポール・レイシー
デビッド・“ダップ”・ジローディ
モーシ・イーグル
ショーン・“ディノ”・ジョンソン
コーネル・ネイト・オルストン
ミゲル・バランタン
ジョン=エイドリアン・“JJ”・ベラスケス


監督
グレッグ・クウェダー

原題または英題 Sing Sing

107分

G

TOHOシネマズシャンテで3 19:50〜観客6割程/190席







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