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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「やがて海へと届く」(2022/ビターズ・エンド)

《彩瀬まるの同名小説を岸井ゆきの主演、浜辺美波の共演で映画化。真奈役を岸井、すみれ役を浜辺が演じるほか、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研が脇を固める。監督は「四月の永い夢」「わたしは光をにぎっている」の中川龍太郎。》

これは杉野遥亮くんが出ているのでずっと気になりながらもタイミングが合わなくて観逃しそうになっていた作品だったのでまずは観られてよかったけど、思っていたのと違っていたというか、後半になってタイトの“海”の意味がわかって胸のざわつきが止まらなくなってしまった。
あの設定は原作とは違うとあとで知って驚いたけど、伝わるものはしっかり伝わってきたというか、浜辺美波ちゃんの透明感のある可愛さや岸井ゆきのちゃんの等身大の自然な演技に救われる思いだった。

光石研さんがまたいい役どころと思ったらこれもまた驚く展開だったけど、突然の不在や、喪失感、それでも続いていく日常などが描かれていていろいろと考えさせられた。

浜辺美波ちゃんと岸井ゆきのちゃんの年が違うので最初のうちは少し戸惑ったけど、観ているうちにあまり違和感を覚えなくなったのは監督さんが岸井ゆきのちゃんの持ち味をよく知っていて活かそうと思う気持ちが込められていたからかも、新谷ゆずみちゃんも大収穫だった!


☆あらすじ☆
引っ込み思案な性格で自分をうまく出すことができない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会う。2人は親友になったが、すみれは一人旅に出たまま突然姿を消してしまう。すみれがいなくなってから5年、すみれの不在をいまだ受け入れることができずにいる真奈は、すみれを亡き者として扱う周囲に反発を抱いていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人である遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。カメラに残されていたのは、真奈とすみれが過ごした時間と、真奈が知らなかったすみれの秘密だった。真奈はもう一度すみれと向き合うため、すみれが最後に旅した地へと向かう。※映画.comより

キャスト
岸井ゆきの
浜辺美波
杉野遥亮
中崎敏
鶴田真由
中嶋朋子
新谷ゆづみ
光石研

監督
中川龍太郎

126分
PG12

TOHOシネマズ六本木4 17:30〜観客15人程/99席









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