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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「教皇選挙」(2024米=英/キノフィルムズ)

《第95回アカデミー賞で国際長編映画賞ほか4部門を受賞した「西部戦線異状なし」のエドワード・ベルガー監督が、ローマ教皇選挙の舞台裏と内幕に迫ったミステリー。ローレンス枢機卿を「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」の名優レイフ・ファインズが演じるほか、「プラダを着た悪魔」のスタンリー・トゥッチ、「スキャンダル」のジョン・リスゴー、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニらが脇を固める。第97回アカデミー賞で作品、主演男優、助演女優、脚色など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。》

これは前から気になっていて、時間的にもちょうどよかったしと思っての鑑賞だったけど、公開からずっと混んでいるのも納得!

内容的には派手なアクションがあるわけでも事件が起こるわけでもないんだけど、ローマ教皇選挙の舞台裏ということでとにかく目にするものが目新しいというか、崇高なイメージの聖職者である候補者たちが名誉を求めて駆け引きする選挙の様子や候補者である枢機卿たちの衣装、内部の調度などを観ているだけでも飽きなくて血が騒いだというか、ラストに待っていた秘密にはびっくり!

話は全然違うけど、昔観たニール・ジョーダン監督の「クライング・ゲーム」を観た時の驚きに近いかも・・・というとネタバレになりそうなので、とにかく観てのお楽しみということで、レイフ・ファインズをはじめスタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴーなどベテラン俳優さんの競演も見ごたえがあった。

タイトルにもなっている“教皇選挙”の原題、コンクラーベ= Conclaveというのは、新教皇を選出する選挙のことで、ラテン語のCUM(共に)とCLAVIS(鍵)を合わせたもので、鍵と共に=秘密の場所を指すんだそうで、選挙期間中は投票者であり候補者でもある枢機卿たちは隔離されて外部との接触や電子機器の使用を禁じられるとのことでそんな様子を観られるのも映画ならではというか、荘厳な風景に教皇の候補者たちが煙草を吸ったりスマホをいじったりという俗な場面も印象的だった。

連日混み合っているTOHOシネマズシャンテは水曜日ということもあって完売人気、気になる方はYEBISU GARDEN CINEMAの方が狙い目かも!

☆あらすじ☆
全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった。新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」に世界中から100人を超える候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票がスタートする。票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめいていく。選挙を執り仕切ることとなったローレンス枢機卿は、バチカンを震撼させるある秘密を知ることとなる。
※映画.comより

キャスト
レイフ・ファインズ
スタンリー・トゥッチ
ジョン・リスゴー
カルロス・ディエス
ルシアン・ムサマティ
ブライアン・F・オバーン
メラーブ・ニニッゼ
セルジオ・カステリット
イザベラ・ロッセリーニ

監督
エドワード・ベルガー

原題または英題  Conclave

120分

G

TOHOシネマズシャンテ1 19:50〜満席/224席







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