続・とりあえずの映画鑑賞メモ

ジャージの二人(2008)

“ワケあり父子(おやこ)の、何もしない夏休み…仕事もプライベートも冴えない父と息子の奇妙な山荘暮らしを綴った芥川賞作家・長嶋有の同名小説を、シーナ&ロケッツの鮎川誠とTV「篤姫」の堺雅人主演で映画化したコメディ・ドラマ”

さて、ドキュメンタリーを観て勉強したあとに続いては脱力系の映画で頭をほぐして、というわけでもありませんが、いやはや、ほんとに頭も心も休まりました

意識してませんでしたが、今日はお盆の特別興行らしくて、中村義洋監督と鮎川誠さんが来館、トークショーがあったのももラッキー

内容は…“会社を辞めたばかりの32歳の息子と、グラビアカメラマンの父が過ごす、北軽井沢の山荘でのスローライフ”ですが何か特別なことが起こるわけでもないし、特別可笑しいことを言ってるわけでもないのに、絶妙な“間”にクスクス笑いながら夏休み気分を味わうことができました

観客のノリがよかったのは、もちろん、脚本、演出のよさもあると思いますが、登場人物の父子に、というか、堺雅人、鮎川誠の二人に親近感を持つことができたからなんでしょうね、キャスティングの妙にも唸りました。

ちなみに、恵比寿ガーデンシネマでは、「ぐるりのこと。」「西の魔女が死んだ」も上映中です、どの作品も上映時間によっては満席でした、水曜日ということもあるんでしょうが、「西の魔女~」とは魔女(?)が登場するスローライフな生活を描いている点で、そして「ぐるり~」とは、既製の俳優さんでない人を起用して大成功しているという点で微妙に共通点のあるこの3本に観客が集まっているというのがおもしろいと思いました、興味ある方は恵比寿でハシゴするのもいいかもですよ、…と思ったら、「ぐるりのこと。」は今週末で終わってしまいますが、同じ恵比寿ガーデンプレイス内にある写真美術館ホールで「今ここにある風景」もどうぞ

恵比寿ガーデンシネマ1 19:20~観客ほぼ満席/232席
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