続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている」(2020/米/シンカ)

?《グラミー賞を史上最年少で受賞したビリー・アイリッシュの成長譚を描くドキュメンタリー。幼少期の映像やレコーディング風景、そして大成功を収めた少女が抱える精神的・肉体的疲労、大人へと成長していく様を捉える。『ファッションが教えてくれること』のR.J.カトラーが監督を務める。共演にフィ二アス・オコネル、パトリック・オコネルら。》

日テレドラマの「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」で初めてあの「bad guy」を聴いてあまりにも頭の中でグルグルするので、誰が歌っているんだろうと調べたら、歌っているのがまだ少女のビリー・アイリッシュとわかってすっかりファンになったので、IMAXの大音響で観ることができて大興奮!

そして、スクリーンを通して伝わってくるビリー・アイリッシュの、これまで思っていたのとは違う、繊細で謙虚で壊れやすくて不安を抱えた少女のむき出しの心が伝わって何度か涙が出てしまった。

一見すると両親にも兄にも愛されて、家族に恵まれているのにダークなイメージを好んだり、神経症なところがあったりというのが、環境でなく彼女の資質のようにも思えるところも興味深くて、温かい家族愛に包まれていても“孤”にとらわれながら壊れてしまわなければいいんだけどと、心配になった。

コロナ禍でなければ昨年来日していたはずなのにと思うと残念、って、当たっていたかわからないけど、来日したらライブに行ってみたい。

あらすじ
グラミー賞を史上最年少で受賞したビリー・アイリッシュ。自室で作った曲が数十億回の楽曲ストリーミングになり、SNSフォロワーは1億人以上を獲得している。大成功を収めた彼女も、素顔は19歳のごく普通の少女。カメラはビリーの成長を追いかけていく。


140分

監督
R.J.カトラー

キャスト
ビリー・アイリッシュ
フィニアス・オコネル

T・ジョイPRINCE品川11(IMAX)16:30~観客20人程/300席


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