続・とりあえずの映画鑑賞メモ

プレシャス(2009米/ファントム・フィルム)

“あたしの幸せはあたしが見つける…ニューヨークのハーレムで教師の経験を持つ女性詩人のサファイアがそこで出会った黒人の少年少女たちをモデルに書き上げた小説を、これがデビュー2作目のリー・ダニエルズ監督が映画化した衝撃のドラマ”

《両親の虐待を受けながら希望のない日々を生きる黒人少女がある女性教師と出会い読み書きを習い、つたない文章で自分の心情を綴り始め、ひたむきに人生の希望を見出していく姿を描く》

今日は一日中雨が降り止まず、気温も下がり気味で、まったくいつになったら冬物がしまえるやら…

とりあえず火曜日なので錦糸町経由で大森でお姑さまの様子見をしてから川崎に向かいました

これは予告編の時から覚悟して観なきゃと構えていた作品でしたが、マッサージ帰りのヘロヘロな体調でも眠くなることもなく最後まで画面に引き付けられてしまいました

悲惨で暗い話なのに主人公の願望が夢想シーンとなって繰り返し挿入されるのでユーモラスな感じさえ漂って、しかも、いくらでも感動を盛り上げられそうな話なのに盛り上げ過ぎない演出がかえって心に響きました

キャスト的には、先生役のポーラ・パットンという女優さんがとても綺麗で品があってよかったです、彼女が出てくる度に泣けてしまって、アカデミー賞やゴールデングローブ賞の助演女優賞はてっきり彼女が受賞したのかと思ってしまいましたが、受賞したのはお母さん役のモニークだったんですね、そういわれればなるほどな気もしますが、誰が受賞してもおかしくないくらい皆素晴らしかったです

あと、マライア・キャリーが感じが違うと思ったら、髪を黒くしてノーメイクでの出演でした。
この体当たり演技が評価されてパームスプリングス映画祭では助演女優賞を獲得したそうですが、彼女の“人生を変えた本”がこの映画の原作で1996年に出版された「プレシャス」だったんですね、力が入ってるわけでした

原題:Precious: based on the novel “Push”by Sapphire

109シネマズ川崎2 19:30~観客40人程/130席


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