これは実写化が難しそうというのは原作のコミックを知らなくても伝わってくるので、原作のファンにはハードルが高そうだけど、原作を知らない自分には思い入れがなくて新鮮な気持ちで観られたので、蜷川実花監督らしい映像美に圧倒された、というか、もう、キャストがツボ!
とくにやっぱり百目鬼静役の松村北斗くんが綺麗に撮られていて惚れ惚れ、ミセの女主人の壱原侑子役の柴咲コウさんがまた美しくも妖しい魅力全開、女郎蜘蛛役の吉岡里帆さんやアカグモ役の磯村勇斗くん、ひまわり役の玉城ティナちゃん、そして主人公である四月一日君尋役の神木隆之介くんも好演。
独特な内容だけど、ミセの女主人のセリフが人生訓に溢れてメモしておきたいほどだった、というか、神木隆之介くんが何度も女主人の名前を呼ぶのでその度に小さく返事していたのは内緒(^^;
☆あらすじ☆
人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が見えてしまう男子高校生・四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)。その能力のせいで孤独な人生を歩んできた彼は、能力を消し去って普通の生活を送りたいと願っていた。そんなある日、一匹の蝶に導かれて不思議な“ミセ”にたどり着いた彼は、妖しく美しい女主人・壱原侑子(イチハラ・ユウコ)に出会う。侑子は四月一日のどんな願いでもかなえてくれると言い、その対価として彼の“一番大切なもの”を差し出すよう話す。侑子のもとで暮らしながらミセを手伝うことになった四月一日は、様々な悩みを抱えた人たちと出会ううちに、思わぬ大事件に巻き込まれていく。
※映画.comより
キャスト
神木隆之介
柴咲コウ
松村北斗
玉城ティナ
趣里
DAOKO
モトーラ世理奈
西野七瀬
大原櫻子
てんちむ
橋本愛
磯村勇斗
吉岡里帆
監督
蜷川実花
110分
G
T・ジョイPRINCE品川7 18:25〜観客30人程/124席