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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」(2025/東映)

《三池崇史監督が綾野剛を主演に迎え、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件を題材にした福田ますみのルポタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」を映画化。いじめを告発された教師・薮下を綾野、告発した保護者・律子を柴咲コウ、事件を報道した記者・鳴海を亀梨和也が演じ、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫、小澤征悦、髙嶋政宏が共演。》

冒頭からタイトルが出るまでの20分間の映像は反則技のような気がしたり、できれば終盤に学校側や報道陣の謝罪、訴えた側のその後なども織り込んで欲しかったような気もしてモヤモヤした思いが残ったけど、“でっちあげ”の恐ろしさにゾワゾワ、下手なホラーより怖かったというか、身近でもあり得なくもないような、報道やSNSの拡散を鵜呑みにすることの恐ろしさについて改めて考えさせられた。

でっちあげられる教師役の綾野剛くんやモンスターペアレントとも言えるような保護者を演じた柴咲コウさん、子役の三浦綺羅くんの表情の変化も見どころ、教師の妻役が木村文乃さん、追い詰められてまさに四面楚歌状態の時に現れた弁護士役が小林薫さんというのもホッとするキャスティングで救われる思いだった。

今回は綾野剛くん、柴咲コウさん、亀梨和也くんと三池崇史監督が登壇の舞台挨拶中継で観ることができてよかった、小林薫さんにもきて欲しかったかも!

☆あらすじ☆
2003年。小学校教諭の薮下誠一は、児童・氷室拓翔への体罰を保護者の氷室律子から告発される。しかもその内容は、教師によるいじめとも言えるほど、聞くに堪えないものだった。それを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦は実名報道に踏み切り、過激な言葉で飾られた記事は世間を震撼させる。マスコミの標的となった薮下は、誹謗中傷や裏切り、さらには停職と、絶望の底へ突き落とされていく。世間でも律子を擁護する声は多く、550人もの大弁護団が結成され前代未聞の民事訴訟に発展。誰もが律子側の勝利を確信するなか、法廷に立った薮下は「すべて事実無根のでっちあげ」だと完全否認する。
※映画.comより

キャスト
綾野剛
柴咲コウ
亀梨和也
大倉孝二 
小澤征悦
髙嶋政宏
迫田孝也
安藤玉恵
美村里江
峯村リエ
東野絢香
飯田基祐
三浦綺羅
木村文乃
光石研
北村一輝
小林薫

監督
三池崇史

129分

PG12

T・ジョイPRINCE品川6 18:30〜観客60人程/210席









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