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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「最初で最後のキス」(2016伊/ミモザフィルムズ=日本イタリア映画社)

《『ミラノ、愛に生きる』などの脚本家イヴァン・コトロネーオが、アメリカで実際に起きた殺人事件を基に執筆した小説を、自ら監督を務めて映画化。イタリア北部ウーディネの高校を舞台に、ネットやSNSが若者たちに浸透し、いじめや差別がより深刻になっていくさまを繊細に映し出す。2016年、ゴールデン・グローブ賞の最優秀脚本賞を受賞。》

映画のサービスデーにしても月曜日の午後の回が満席だなんて驚いたけど観て納得!
ロレンツォ役の俳優さんがとにかくチャーミングで、ゲイの少年の恋する思いを繊細に演じて観ているこちら側も一緒にドキドキ、邦題から悲劇的なラストが想像されて終盤になるにつれて胸が締め付けられる思いだったけど、少し考え方を変えれば困難を乗り切ることができるというメッセージが感じられて胸が熱くなった。

孤立やいじめなどネット社会を浮き彫りにした学校でのはみ出し者の様子も興味深いものがあった、日本でリメイクするならロレンツォ役は志尊淳くんでお願いしたいかも!

あらすじ
里親に引き取られ、イタリア北部のウーディネにやってきたロレンツォは、個性的かつ奇抜な服装のため、瞬く間に学校で浮いた存在となる。彼は“尻軽女“と言われているブルーと、バスケは上手いが“トロい“とバカにされるアントニオと友情を育んでいくが……


原題 UN BACIO

106分

PG12

監督
イヴァン・コトロネーオ

キャスト
リマウ・グリッロ・リッツベルガー
ヴァレンティーナ・ロマーニ
レオナルド・パッザッリ
トマス・トラバッキ
デニス・ファゾーロ
アレッサンドロ・スペルドゥーティ

新宿シネマカリテ2 16:30~満席/78席




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