続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ぼくたちの家族」(2014/ファントム・フィルム)

“その日からぼくたちは奇跡を信じて動き出した…「舟を編む」が数々の映画賞を受賞し、アカデミー外国語映画賞日本代表作品にも選出された石井裕也監督が、母親の病気をきっかけに、さまざまな問題に直面した家族が、再びひとつになっていく姿を描く”

これはびっくり、妻夫木聡、池松壮亮くん二人が並ぶとほんとの兄弟みたいに似ていて、石井裕也監督が“二人の顔が同時に浮かんだ”というキャスティングに納得、兄弟の距離感と役者としての距離感みたいなものもうまく重なって絶妙な組合わせだったかも!

重いテーマになりそうなのに、二人の持っている明るめのキャラクターに救われたところもあったというか、家族の話だけでなく、病院次第で治療の可能性が広がる医療の問題提起にもなっていて興味深いものがあった。

どこか可愛らしさを残している母親役の原田美枝子さんもよかった。

《ごく平凡な一家の母・玲子は物忘れがひどくなり、病院で検査を受けると、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。玲子は家族がバラバラになることを恐れながらも認知症のようになり、家族にひた隠しにしてきた本音を吐露。突然訪れた事態に父は取り乱し、社会人の長男は言葉をなくし、大学生の次男は平静を装おうとする。残された男3人はさまざまな問題と向き合いながら、最後の「悪あがき」を決意する》

長男の浩介に妻夫木聡、その弟・俊平に池松壮亮。両親を原田美枝子、長塚京三が演じた。原作は早見和真の同名小説。

◆キャスト
妻夫木聡, 原田美枝子, 池松壮亮, 長塚京三, 黒川芽以

117分

109年シネマズ湘南7 16:00~観客40人程/170席





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